映画『フィフティ・シェイズ』シリーズのクリスチャン・グレイ役で知られるジェイミー・ドーナンが、米HBO製作によるドラマシリーズ『ザ・ツーリスト 俺は誰だ？（原題：The Tourist）』においてオーストラリアでの撮影が壮絶だったと明かしている。
『ザ・ツーリスト』で中心となるのは、オーストラリアのアウトバック（砂漠地帯）で巨大なタンクローリーに追われたイギリス人の男。壮大なカーチェイスが繰り広げられた後、男は大怪我を負って病院で目覚めるのだが、自分が誰なのかまったく記憶がない。その答えを見つけるべく、男は厳しい自然が広がるアウトバックへ再び戻る…というストーリー。
“これまでになかったほど厳しい撮影環境”
米Entertainment Weeklyのインタビューで、ジェイミーはアウトバックの厳しい環境での撮影が壮絶だったと語っている。
「撮影は大変でした。本当です。これまでになかったほど厳しい撮影環境でした。アウトバックに冗談は通じません。ちゃんとした文明から何マイルも離れていることを思い知らされました。砂嵐が起こるので何度も撮影を中断しなければならず、ハエも容赦なくて大変でした。楽しいオフィスの一日とは違います。ですが刺激的で、（キャストやスタッフと）絆を結べたと思います。そのような環境に一緒にいた結果、全スタッフと素晴らしい友だちになれましたが、今まで自分がした仕事のなかで最も困難でした」
そして、地元の警官ヘレン・チェンバーズを演じたダニエル・マクドナルドはオーストラリア出身なのだが、彼女でさえ「アウトバックの撮影は厳しかった」と述べている。
「私は木や水に囲まれていたものの、都市で育ったので、アウトバックはかなり違っていました。本当にマジカルな場所で、日の出は現実とは思えないほどで、月が昇ると手が届くかのようでした。それに星も信じられないほど美しかったです。本当に魔法のような場所ですが、自然は間違いなく厳しく、すぐに猛威を振るう砂嵐が起きるし、ハエが半端なく多かったですね」
本作には、ジェイミーやダニエルの他、シャローム・ブルネ＝フランクリン（『メディック 特別救助隊』）、デイモン・ヘリマン（『マインドハンター』）、アレックス・ディミトリアデス（『タイドランド』）らが出演。ハリー＆ジャック・ウィリアムズ兄弟（『バティスト ～アムステルダムに潜む闇～』）が、脚本を手がけている。
ジェイミーとダニエルが厳しい環境で撮影に挑んだ『ザ・ツーリスト 俺は誰だ？』（全6話）は、スターチャンネルEXにて配信中。スターチャンネルEXで配信中の海外ドラマ情報はこちらから。（海外ドラマNAVI）
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Photo:『ザ・ツーリスト 俺は誰だ？』© Two Brothers Pictures & All3Media International
