『ドクター・フー』12代目ピーター・キャパルディ、新作スリラーでクシュ・ジャンボと共演

人気SFドラマ『ドクター・フー』で12代目ドクターを演じたピーター・キャパルディが、Apple TV+の新作スリラードラマ『Criminal Record(原題)』に出演することが明らかとなった。米The Hollywood Reporterが報じている。

全8話となる『Criminal Record』は“パワフルでキャラクター重視のスリラー”と称され、現代のロンドンを舞台に歴史的な殺人事件の有罪判決をめぐって争う2人の刑事を描くシリーズ。匿名の電話をきっかけに、2人の優秀な刑事─、キャリアをスタートさせたばかりの若きジューン・レンカー刑事部長と、コネを多く持ち、自分の功績を守ろうとするダニエル・ヘガティ警部補が、過去に起きた殺人事件を巡って火花を散らす展開に。本作では人種問題や機能していない組織、分極化した英国で共通点を見出すための探求に光が当てられる。

ピーターがヘガティ警部補を演じ、レンカー刑事部長に扮するのは、人気リーガルドラマ『グッド・ワイフ』とスピンオフドラマ『グッド・ファイト』のルッカ・クイン役でおなじみクシュ・ジャンボ。

主演の2人は、『シェトランド』のエレイン・コリンズとともに製作総指揮も兼任し、『オレンジと太陽』『主任警部アラン・バンクス2』で監督を務めたジム・ローチがメガホンを取る。指揮を執るのは、『アガサ・クリスティー ミス・マープル』や『ヴェラ ~信念の女警部~』で脚本を手がけたポール・ラトマン。

ベテラン俳優のピーターは『ドクター・フー』を卒業後、DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』や『プーと大人になった僕』、『パディントン2』など映画界での活躍が続いていた。対するクシュは、『グッド・ファイト』をシーズン4で降板してからは、犯罪捜査ドラマ『ビースト・マスト・ダイ/警部補ストレンジウェイズ』とNetflixのサスペンスドラマ『ステイ・クロース』に主演。『デッドウォーター・フェル ~虚像に殺された家族~』にも出演している。

ピーターとクシュが共演する期待作『Criminal Record』は、現在ロンドンにて撮影中。(海外ドラマNAVI)

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Photo:ピーター・キャパルディ © JHMH/FAMOUS/クシュ・ジャンボ © James Warren/Famous