『ジョナサン-ふたつの顔の男-』アウトローな雰囲気漂うマット・ボマーに迫る

映画『きっと、星のせいじゃない。』や『ダイバージェント』シリーズに出演しているアンセル・エルゴート主演。ひとつの身体にふたつの人格をもち、その人格を脳に埋め込まれたタイマーによって12時間で切り替わる主人公を描くスリラー映画『ジョナサン-ふたつの顔の男-』が6月21日(金)より公開となる。本作で探偵ロスを演じるマット・ボマーに注目。

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本作の主人公は、毎日ルーティーンの生活を送る内向的なジョナサン(アンセル)。彼は自分の身体に正反対の性格を持つ青年ジョンの人格ももっていた。脳にタイマーを埋め込み、<午前7時と午後7時>に毎日12時間で切り替われるよう設定していた二人は、ビデオテープにメッセージを残すことで、知らない時間に起こった出来事について共有しあっていた。全てが完璧のはずだった。彼女と出会うまでは―。

マットが演じるロスは、自らを調査してほしいと依頼してきたジョナサンに半信半疑になりながらも調査を進める、アウトローな雰囲気漂う探偵。場面写真では、調査報告をするためカフェでジョナサンと対峙する姿が映し出され、普段と違う行動はなかったか?と詰め寄るジョナサンに対し、とまどいながらも"恋人"と会っていたことを報告。もう一人の「僕」であるジョンと共に、"恋人"をつくらないことをルールとしていたジョナサンは、その報告を受け驚愕する。

1977年10月11日、米ミズーリ州生まれのマットは、舞台をきっかけにTV出演を果たし、ミステリードラマ『TRU CALLING トゥルー・コーリング』で注目を集め、『フライトプラン』(05)でスクリーンデビュー。スパイアクション・コメディ『CHUCK/チャック』に出演後、『ホワイトカラー』で主人公天才詐欺師ニール・キャフリーを演じ大ブレイク。米HBO『ノーマル・ハート』では、第72回ゴールデン・グローブ賞ミニシリーズ/テレビムービー部門助演男優賞を受賞。

その後も『TIME/タイム』や『マジック・マイク』、『アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル』や『ラスト・タイクーン』など、映画・ドラマ界で活躍している。プライベートでは、2011年にパートナーであったサイモン・ホールズと結婚し、養子に迎えた三人の子どもとともに幸せな家庭を築いている。LGBTQを支援する活動で賞を受賞するなど、俳優以外にも活躍の場を広げている。

これまで数々の作品に出演し、独特な大人の色気を放ち観るものを魅了してきたマット。彼が演じるロスは、ジョナサンの不思議な境遇に翻弄される。『ジョナサン-ふたつの顔の男-』は、6月21日(金)新宿シネマカリテほか全国公開。(海外ドラマNAVI)

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『ジョナサン-ふたつの顔の男-』
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