元祖ジョン・コナーも復帰!『ターミネーター:ニュー・フェイト』

1984年の『ターミネーター』、1991年の『ターミネーター2』に続く、ジェームズ・キャメロン、アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトンが三度タッグを組むシリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』。2作目の正当な続編となる同作の大規模なプレゼンテーションが行われ、驚きのニュースも飛び出した。

7月18日(木)に米サンディエゴにて開催されたコミコンで、キャメロンが中継でサプライズ出演。さらに、アーノルド、リンダというオリジナルキャストのほか、今回悪役に抜擢されたガブリエル・ルナなども登壇し、駆けつけたファンと熱いひと時を過ごした。

『エージェント・オブ・シールド』のシーズン4でゴーストライダーを演じたガブリエルは、本作で地球の命運を握る女性ダニー・ラモスを抹殺するために未来からやってきた最強の新型ターミネーター、Rev-9に扮している。

プロデューサーに復帰したキャメロンは『アバター』撮影中のため会場には来られなかったものの、ニュージーランドからライブストリーミングでサプライズ登場。「本作の復帰にあたって、僕にはどうしても叶えたいことがあった。アーノルドとリンダの復帰だ。人々がT-800とサラ・コナーをとても愛し、彼らが今どうしているのか知りたがっている。僕たちは、これまで誰も見たことがない素晴らしいものを描くことができたと思うよ」とコメント。

「僕は『ターミネーター』中毒だから本作に戻ってくる必要があった。本作は本当に素晴らしいものになっているから、みんな驚くと思うよ」と語るのはアーノルド。そして28年ぶりにサラを演じるリンダは、カムバックを決断した理由について「キャラクターは同じだけど時がすべてを変える、ということにとても興味を惹かれたの。すごくたくさんの可能性があると感じたわ。サラ・コナーをさらに掘り下げることができると思ったの」と説明している。

約30年ぶりに『ターミネーター』シリーズに復帰を果たすのはリンダだけではない。このイベント中、『ターミネーター2』でサラの息子ジョン・コナーを演じたエドワード・ファーロングも同役で戻ってくることが明かされた。

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『ターミネーター2』で俳優デビューを飾ったエドワードは、そのピュアな演技と繊細なマスクですぐさま多くのファンを獲得。日本ではCMに起用され、「君を強く抱きしめて」というアルバムも発売されるなど、本国アメリカを上回るほどの人気を集めた。しかし薬物やアルコールの問題を抱えるようになり、2003年の『ターミネーター3』へはそれが原因で出演できなかったと言われている。2000年代後半に人気ドラマ『CSI:ニューヨーク』のシェーン・ケイシー役で数話にわたり印象的な演技を見せたものの、近年は大作から遠ざかっていた。

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リンダやエドワードの復帰も注目の『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

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Photo:

コミコンに登場した『ターミネーター:ニュー・フェイト』キャストたち
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エドワード・ファーロング(2011年のもの)
© CHRIS BLACK/FAMOUS