米ABCのクライム・サスペンスドラマ『クワンティコ』で、主役アレックス・パリッシュを演じるインド出身の美人女優プリヤンカー・チョープラ。兄弟ポップロック・バンド、ジョナス・ブラザーズのメイン・ボーカルで俳優としても活動するニック・ジョナスと結婚し、私生活も順風満帆なプリヤンカーがNetflixオリジナル映画に出演が決定、その豪華共演者らも明らかになった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。
『We Can Be Heroes(原題)』というタイトルのこの新作は、木城ゆきと原作による漫画「銃夢」を実写化した映画『アリータ:バトル・エンジェル』や『シン・シティ』などの映画を手がけたロバート・ロドリゲスが、脚本、監督そして製作も務める。
水面下から急浮上したこの作品の概要だが、地球外からやってきた宇宙人たちに誘拐された子どものヒーローたちが、地球と両親たちを守るために一丸となって戦うというストーリーだ。ロドリゲス監督作品の中でも、『シン・シティ』のようなダークなものではなく、『アリータ:バトル・エンジェル』や『スパイキッズ』のような作品になると予想される。
プリヤンカーの役どころなどは不明だが、すでに本作のロケは米テキサス州で始まっている。キャストは他に、『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』のクリスチャン・スレイターや、『ゲーム・オブ・スローンズ』のペドロ・パスカル、『キャプテン・マーベル』のアキラ・アクバル、『The Kids Are Alright(原題)』のアンディ・ウォーケン、『ナルコス』のボイド・ホルブルック、『ファミリー・ストーリー ~これみんな家族なの?~』のアイザイア・ラッセル=ベイリー、『POWER/パワー』のサン・カン、『バード・ボックス』のヴィヴィアン・ライラ・ブレアらが名を連ねている。
そんなプリヤンカーは、来月トロント国際映画祭で上映される新作映画『The Sky Is Pink(原題)』で主演と製作総指揮も担っている。また俳優でプロデューサーのミンディ・カリング(『ザ・オフィス』)とダン・ゴーア(『ブルックリン・ナイン・ナイン』)が製作するタイトル未定のインドを舞台にしたウェディングコメディ映画にも出演予定。リアム・ヘムズワース(『ハンガー・ゲーム』シリーズ)やべディ・ギルピン(『GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』)と共演した映画『ロマンティックじゃない?』にも参加しており、大忙しだ。
一方のロドリゲス監督も、昨今引っ張りだこの人気監督で、ジェームズ・キャメロンプロデュースの『アリータ:バトル・エンジェル』の後は、『スパイキッズ』シリーズのスピンオフアニメ『スパイキッズ:とくべつミッション』でも脚本・製作総指揮を担当している。『クワンティコ』ではスタントを使わず自力でアクションシーンに挑んでいたプリヤンカーが、このヒーロー映画でどのような役を演じるのか期待して待ちたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:プリヤンカー・チョープラ(『クワンティコ』
© ABC/Pat Redmond