『トワイライト』ロバート・パティンソン、バットマン役を得たのは「予想外」

大ヒット映画『ハリー・ポッター』シリーズのセドリックや、『トワイライト』シリーズのエドワードを演じてブレイクしたロバート・パティンソン。そんな彼が、マット・リーヴス監督(『猿の惑星』シリーズ)の『The Batman(原題)』で誰もが知るスーパーヒーロー、バットマン役を演じることに決まり、驚いた人も多かったのでは? だが、誰よりも驚いたのはロバート本人だったそう。その真意をインタビューで語っている。英Digital Spyが伝えた。

2016年の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』以降、『スーサイド・スクワッド』『ジャスティス・リーグ』と3作続けてベン・アフレックがバットマン/ブルース・ウェインを演じてきた。しかし今年2月、突如ベンがバットマン役から卒業することを発表。注目されていたバットマンの単独映画『The Batman』でバットマン役に起用されたのがパティンソンというわけだ。

『ハリー・ポッター』『トワイライト』と大作のフランチャイズに続けて出演してきたイギリス出身のロバートだが、ここ数年はそのような作品からは離れ、ノンフィクション小説をもとにした『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』や、クライムサスペンス『グッド・タイム』などを選んできた。

そんな中、最新出演作『The Lighthouse(原題)』のプロモーションで英Esquireのインタビューに答えたロバートは、バットマン役に抜擢されたことについて「どうかしてるよね」と驚き、「そんなことが起こるなんて、考えもしなかった。文字通り、どうやって役を得たのかも理解できていないよ」と本心を明かしたのだ。

現在33歳のロバートは、2008年の『トワイライト』への出演をきっかけに、若くして一躍トップスターに躍り出た。女性を中心に多くのファンに囲まれる生活を送っていたため、「長い間、人目をとても気にしていた。(外では)ずっと隠れるようにしていたから、その分(現場では)ワイルドになった」と当時を振り返った。「アドレナリン中毒のようなものだね。どうしたらいいかわからない時は向こう見ずに壁に突っ込むんだ。それから様子を見て考える。僕はそれ以外の方法を知らないから」と想定外の挑戦にも意欲を示した。

ロバートがバットマン/ブルース・ウェインを務める『The Batman(原題)』は、2021年に全米公開予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:ロバート・パティンソン (C)NYKC/FAMOUS