「もしも自分以外に、ザ・ビートルズを知らない世界になってしまっていたとしたら!?」というユニークな設定で、音楽、夢、友情がザ・ビートルズの名曲に彩られ展開していく『イエスタデイ』が、ついに封切られた。そんな本作より、主人公ジャックをスターダムに押し上げる立役者、ケイト・マッキノン演じるデブラのザ・業界人ぶりが際立つ本編映像が到着した。
『トレインスポッティング』や『スラムドッグ$ミリオネア』の監督ダニー・ボイルと、『ラブ・アクチュアリー』『ノッティングヒルの恋人』の脚本家リチャード・カーティスが贈る本作。ジャック役のヒメーシュ・パテルや、ジャックの幼なじみで親友のエリー役のリリー・ジェームズらフレッシュなキャストに加え、エド・シーランが出演している。
そんな注目のキャストが出演している中、世界中でザ・ビートルズを知っている唯一の存在となり、彼らの楽曲で瞬く間に注目を浴びることになったジャックをスターダムに押し上げる立役者デブラを演じるケイト。
彼女は、放送映画批評家協会賞のコメディー映画女優賞にノミネートされた2016年公開の映画『ゴーストバスターズ』では、変わった天才科学者ホルツマンを演じ注目を集め、『アングリーバード』や『ファインディング・ドリー』などのアニメ映画では声優も務めている。また、米NBCの人気TV番組『サタデー・ナイト・ライブ』に出演中で、コメディエンヌとして活躍している。
今回到着した本編映像は、エド・シーランのマネージャーであるデブラの豪華な別荘に招かれ、「私の浜辺小屋へようこそ!」とジャックへ皮肉交じりに言い放つシーンから始まる。オールバックに髪をまとめ上げられキリっとした表情で、まさに"デキる女性"オーラが溢れ出る彼女からジャックが言われたのは、「あなた...イケてない」。その後も「少し前まで完全な負け組だった」と言い切られ、戸惑いながらも否定の出来ないジャックは言葉を濁すばかり...。そしてジャックが抱える秘密とは裏腹に、彼の曲作りの才能が開花したのだと確信するデブラは、"大スターを目指すこと"をジャックに半ば強引に宣言させ、映像は締めくくられる。
歯に衣着せぬ発言でジャックを奮い立たせ、彼をスターダムへ押し上げるアクの強い敏腕マネージャーっぷりを演じ切るケイト。色々な意味での彼女のキレッキレな演技に、観ているこちらも思わず背筋が伸びてしまうこと間違いなし。『イエスタデイ』は、全国公開中。(海外ドラマNAVI)
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『イエスタデイ』(c)Universal Pictures