DCアンチヒーロー映画『スーサイド・スクワッド』の人気キャラクター、ハーレイ・クインを主人公にした『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』が3月20日(金)より公開される。ハーレイ・クインとして主演を務めるほか、製作も担当しているマーゴット・ロビーが、同作とホアキン・フェニックス主演映画『ジョーカー』の違いや、ハーレイ・クイン役と自身の共通点について語っている。
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』は、ハーレイ・クインが女性スーパーヒーローのブラック・キャナリーとハントレス、女刑事のレニー・モントーヤとタッグを組み、カサンドラ・ケインという少女をブラック・マスクから守るために戦いを繰り広げるアクション映画だ。
マーゴットは米Varietyのインタビューの中で、昔からキャメロン・ディアスやドリュー・バリモアが出演した『チャーリーズ・エンジェル』のように複数の女性キャラクターが登場するアクション映画が大好きで、『スーサイド・スクワッド』の役作りでDCコミックスを読み漁っている時に『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』のアイディアを思いついたと明かしている。ハーレイ・クインのリサーチを終えてコミックス「Birds of Prey」を読んだことから、同作が女性アンサンブル・アクション作品の理想的な下敷きになると考え、最終的に映画化が実現したとのこと。
そして、『スーサイド・スクワッド』でハーレイ・クインを演じるにあたり、なぜ彼女が恋人である自分を傷つけるジョーカーのような男と一緒にいたがるのかが最初は分からなかったが、戯曲『フール・フォア・ラブ』を読んで二人の関係を理解できるようになったそう。また、精神科医でありながら統合失調症を患うハーレイ・クインを理解する上で、博士号を得て専門的な職業に就いている統合失調症女性たちの公演を参考にしたとも明かしている。
複雑な設定であるハーレイ・クインの魅力については、「彼女にはどんな状況にも順応できる、予想不可能な性質がある。それは俳優にとってまさに贈り物と言える性質よ。そんなこともあって、彼女のことが大好きなの」とコメント。
このインタビューの中で、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』にジョーカーは登場しないと認めたマーゴット。ちなみに同作はホアキンが主演した『ジョーカー』とは「美学もトーンもまったく異なる」ものであり、『ジョーカー』がもっと現実的な作品であるのに対して、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』は現実離れした作品だと説明していた。
マーゴットが主演するだけでなく製作も手掛けた『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』は、3月20日(金)より日本公開スタート。(海外ドラマNAVI)
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『ジョーカー』
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『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』
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