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『GOT』コンリース・ヒル、新作映画『サンドラの小さな家』"普通の中年男性を演じるのは新鮮だった"

ダブリンを舞台に、住まいを失った若い母親サンドラと二人の娘たちが隣人たちと助け合いながら自らの手で小さな家を建てる物語『サンドラの小さな家』が4月2日(金)より劇場公開となる。本作に出演する『ゲーム・オブ・スローンズ』のヴァリス役で人気を博したコンリース・ヒルからのコメントが到着した。

本作のプロデューサーのエド・ギニー(『女王陛下のお気に入り』)はコンリースについて「アイルランドで最高の俳優の一人。彼の出演は必ず実現させたかった」と北アイルランド出身でローレンス・オリヴィエ賞を受賞、トニー賞にもノミネート経験がある実力派俳優にどうしても出演して欲しかったことを明かす。

そんな彼が演じる建築業者のエイドは家族と仕事を愛する平凡な中年男性だ。サンドラからの自力で家を建てることに協力して欲しいという唐突な願い出を一度は断るが、ダウン症の息子フランシスに背中を押され手伝うことを決意する。

「『サンドラの小さな家』は『ゲーム・オブ・スローンズ』より規模はずっと小さいけれど、内容は同じくらい濃い作品だ。ヴァリスのように怖くもなく、みんなの敵でもない中年男性を演じるのは楽しく新鮮だったよ」とスキンヘッドのヴァリスとは違うフサフサの髪に戻ったコンリースはこの役を振り返る。

家作りのリーダーとして活躍するエイドを演じるにあたりコンリースはショベルカーの操縦を学んだという。「ちゃんと勉強しないと手慣れているように見えないからね。ウィックローヒルズでショベルカーを運転するのは最高だったよ。何か作る気になったかって? まあ、家は無理だけど...、東屋くらいは建てられるかな(笑)」と笑みを浮かべ、かなりの腕前になったことを明かした。

主演と脚本を担当する新星クレア・ダンに関しては「クレアはセットの中で脚本家ぶった態度を取ることはなく、とても謙虚で演技に集中していた。ロイド監督との信頼関係が厚く、この仕事を愛している。ずっと出ずっぱりで大変だったと思うよ。心の底から感心した」と『Fleabag フリーバッグ』のフィービー・ウォラー=ブリッジに続く女性クリエイターとしてブレイク必至のダンの素顔を語った。

そしてクレアも、「コンリースは想像を超えた即興ができる素晴らしい役者です。私は映画の経験があまりないので撮影中に悩む瞬間がありました。でも私にいつもアドバイスをしてくれて、彼の存在がとても励みになりました」と劇中の役柄同様、コンリースに支えられた現場であったことを明かしている。

『サンドラの小さな家』あらすじ

シングルマザーのサンドラは、二人の幼い子どもたちと共に虐待をする夫のもとから逃げ出したが、すぐには公営住宅には入ることができず、ホテルでの仮住まいの生活から抜け出せずにいる。ある日、娘との会話から小さな家を自分で建てるというアイデアを思いつく。サンドラはインターネットでセルフビルドの設計図を見つけ、清掃人として働いている家のペギーや建設業者のエイドら、思いがけない人々の協力を得て、家の建設に取り掛かる。しかし、束縛の強い元夫の妨害にあい...。サンドラは自分の人生を再建することができるのだろうか?

『サンドラの小さな家』は4月2日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:

『サンドラの小さな家』©Element Pictures, Herself Film Productions, Fís Eireann/Screen Ireland, British Broadcasting Corporation, The British Film Institute 2020