『クリミナル・マインド』リバイバル版、6人のキャストがカムバック!?現在の状況は?

米Paramount+(旧CBS All Access)で進む『クリミナル・マインド FBI行動分析課』リバイバル版について、現在の状況はどうなっているのか、幹部が口を開いたとVarietyが伝えている。

2005年から15年間に渡って親しまれ、2020年に幕を下ろした大人気犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』。昨年、リバイバル版製作が決定したと報じられたが、その数か月後、エミリー・プレンティスを演じたパジェット・ブリュースターによってお蔵入りになる可能性があると伝えられた。

結局のところ実現するのか、しないのか、その動向に注目が集まっていたが、2月1日に行われたテレビ批評家協会のセッションで、プログラムオフィサー主任のターニャ・ギルスが、リバイバル版は絶賛製作中であると述べた。

「もうすぐ、リバイバル版についてみなさまにお伝えできることが増える予定ですが、今も企画は生きていて、うまくいっています」

さらにオリジナルシリーズ部門代表のニコール・クレメンツは、「なぜ企画が頓挫する旨の発言をパジェットがしたのかはコメントできませんが、こうしたことには一進一退があるものです」とより詳しい内容をVarietyに話した。「私は夏ごろに参加して、もう一度ギアを入れ直し、我々が何をしているのか再確認しました。水面下に隠れた怪物はいません。あるのは途中経過で、企画開発中にあるのです。我々はいつも『クリミナル・マインド』をお届けすることは素晴らしいアイデアだという思いを抱いています。それは変わりません」 続けてクレメンツは次の段階について「企画を発展させている途中なので、もうじきすべての契約がまとまり、材料が揃うでしょう」と、展望を明かした。

また、米Deadlineによると、ペネロープ・ガルシア役のカーステン・ヴァングスネス、ジェニファー・ジャロウ役のA・J・クック、エミリー・プレンティス役のパジェット・ブリュースター、デヴィッド・ロッシ役のジョー・マンテーニャ、タラ・ルイス役のアイシャ・タイラー、ルーク・アルヴェス役のアダム・ロドリゲスの6人のキャストが、すでにリバイバル版への出演に合意しているという。しかし、この6人との契約はまだ完了していないといい、番組を製作する米ABC Signatureはオリジナル版で製作総指揮&脚本を務めたエリカ・メッサーとの契約を先に結びたい模様。

なお、今回名前が上がらなかったドクター・スペンサー・リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーはシリーズが終了する際、次のステージに進む準備ができていると示しており、再びシリーズにカムバックする可能性は低いと予想されている。マシューはシリーズ終了後、心理サスペンス映画『ホース・ガール』や、恋愛コメディドラマ『ドールフェイス』に出演する他、現在は『ウエストワールド』のアンジェラ・サラフィアンと共演するコメディ映画『King Knight(原題)』の米公開を控えている。

また、同じく名を連ねていないマシュー・シモンズ役のダニエル・ヘニーは、Amazon製作によるファンタジードラマ『ホイール・オブ・タイム』にレギュラー出演しており、ゲスト出演の可能性はそのスケジュール次第のようだ。

15シーズン、324エピソードと、ロングランヒットを記録した『クリミナル・マインド』。『クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル』『クリミナル・マインド 国際捜査班』といったスピンオフをもち、一大フランチャイズを築き上げた。製作陣によると、まもなく新情報が明らかになりそうなので、続報を待ちたい。(海外ドラマNAVI)

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Photo:

『クリミナル・マインド FBI行動分析課』(c) ABC Studios