今年は地デジ化の年。
テレビは買い換えるべきか？、どうやったら見れるのか？、あのゆるキャラはなんなんだ？、なんかいいことあるんかいな？ へぇ～きれいな映像が見られるんだぁ......と実際にその日が来て（あるいは実際に切り替えて）みないと実感はわかないし、いまひとつきちんと理解できないってもんだ（結局理解できるかは不明）。
それと、地上波放送だけでなく、BS放送にも変化がある。2011年にBS放送もデジタル化するのだ。BS放送でも映像がキレイになるのか～と思っていたらそれだけじゃなくて、アナログ終了とともになくなっちゃうチャンネルがあったり、デジタルとして新しくできるチャンネルもあるというもの。
海外ドラマファンにとって重要なのは、「私の海外ドラマ生活はNHKからはじまったわ～」と言う人も多い"NHK"のBS放送がデジタル化すること（そういえば、地上の教育テレビはEテレって言うようになったのよね）、長くよく続く海外ドラマが多い目利きのチャンネル"WOWOW"がデジタル化して3チャンネルになること、丸ごと海外ドラマのチャンネルである"FOX"がBSデジタル放送に参入することだろう。また見るとこが増えちゃったな～と嬉しい悲鳴が聞こえてきそうだけど、実はまだまだ悲鳴は止まらないんだこれが。
先日海外ドラマNAVIでユーザーの皆さんに「海外ドラマは何で見ている？」というアンケートをしたときは、1位CS放送、2位地上波放送、3位BS放送、4位DVD などとおおよそ予想通り。これまでなじみの深いウィンドウで見ている人が大半を占めた。そして最下位だったのが「オンデマンド」だったのだけれど、このオンデマンドという視聴手段がこれからひとつ大きな鍵になってくるかもっていう匂いがしている。
オンデマンドってば、ユーザーの要求に合わせてサービスが提供されるっていうことで、見たいときに見たいものを見られるってわけ。ケーブルテレビが提供しているものや、インターネットを介して提供されているもの、テレビにネットをつなげて見られるもの、はたまたゲーム機、携帯電話で見られるものなどいろいろあってちゃんと理解するにはこれまた大変なんだけど、とにかく見たいときに見られるような仕組みがすでにたくさんあるのだ。
2000年代に入ってポチポチと聞くようになったオンデマンドのサービス。当初はなかなかうまくいかない事業が目立ったのは創世記だからこそ仕方がなかったのかもしれなく、でも最近ようやく日の目を見ている感じがする。映像を見るのはやっぱり"テレビっていう箱"でしょという思いが強い人には、いくら手軽に見れるからってパソコンの画面で見るのはしっくりこなかったりすると思うんだけど、AppleTV とかでも見られるiTunes とか、TSUTAYA TV 、ひかりTV 、アクトビラ、ユーネクスト、J:COMオンデマンドなどテレビで視聴できるオンデマンドサービスだったらそんな人も満足できるのではないだろうか。つい先だっては、ブラビアで視聴することができるキュリオシティビデオオンデマンドっていうテレビ向け動画配信をソニーがスタートさせたばかり。
アメリカではiTunesはもちろんamazon.com、NETFLIX、Hulu、VUDUなどが浸透していて、日本よりも映像のオンデマンド配信は進んでいる。昨今話題のSNSサイトfacebookまでもが3月にワーナーブラザーズと提携して映画の配信サービスをスタートさせ、「あのfacebook が、動画の有料サービスまでやり始めちゃったよ～」と注目を集めている。アメリカ国内での視聴に限られるけれど、第1弾として『The Dark Knight』を30Facebookクレジット（3ドル）で配信。
つ～ことは、この波はまだまだ止まることを知らないって感じなんですよね～。
海外ドラマを見ることができるチャンネルが増えてどんどん見られるドラマが入ってくることはウェルカム！ 嬉しい悲鳴大歓迎！と、そんな未来予想図を踏まえつつ、んで結局海外ドラマはどうやって見るのよ？って、個人的に再度考えてみた。
◆地上波放送
シーズン遅れな感はいなめないけれど、夜中にやってくれていてなんとなくつけていたチャンネルの流れで、やっぱ面白いのよね～と思いつつ見る。
なんとなく見ちゃう度75％
◆BS放送
NHK、WOWOW、FOXでちゃんと見たい海外ドラマが増えそうな予感。でもなかなかちゃんと時間に合わせて見られないのよね。。。
ワクワク期待感65％
◆CS放送
落ち着いて海外ドラマを付けていられるチャンネル。なんやかんやずーーーっと点けてること多し。
私的にここがホーム度80％
◆DVD
レンタルビデオっていう時代にはよく借りてたけど、レンタルDVDにはあまり縁がない。なら買っちゃう。
たまたま疎遠度50％
◆オンデマンド
まだまだ日本では使いづらい感じがするし、"日本初上陸"的な作品は期待薄。だけど、どうしても今見たい、キャッチアップしたい時には使えるかも。
今後に期待度85％
さて、あなたはどうやって見ますか？
■『Ｖ＜ファースト・シーズン＞』
【リリース】8月3日ブルーレイ＆DVD ※DVDレンタル＆オンデマンド配信開始
【発売・販売元】ワーナー・ホーム・ビデオ
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