米SyFyの人気ドラマ『ヘイヴン-謎の潜む町-』シーズン2の放送が、日本でもユニバーサルプライムにて、10月25日から始まります。海外ドラマNAVI取材班は昨年、『ヘイヴン-謎の潜む町-』シーズン1の全米プレミア放送が始まる直前にセットビジットを敢行、ドラマの魅力をお伝えしました。今年のNAVI取材班は、シーズン2放送を前に、なんと日本のメディアで"唯一"セットビジット(ロケ地巡り)を行うことに成功。天候にも恵まれた今年、『ヘイヴン』のロケ地カナダ・ノバスコシアを再び堪能してきました。この興奮をぜひナビ読者の皆さんにも味わっていただきたい。そんな気分で今年は「あなたも行けるカナダの旅『ヘイヴン』のロケ地めぐり」をお届けします。
『ヘイヴン』の舞台は、原作(『コロラド・キッド』)を書いたスティーブン・キング氏のファンならご存知でしょう、キング氏の故郷、米メイン州。けれど、実際にロケが行われているのは、メイン州のお隣カナダ・ノバスコシア州です。カナダは広大な国ですが、ノバスコシア自体は大洋に突き出た半島のような小さな州なのです。
日本やアメリカからは、まずノバスコシアの州都ハリファックス国際空港に降り立ちます。そこから車で移動すること1時間。チェスターの町へ。ここチェスターで『ヘイヴン』の大部分が撮影されています。
たくさんのドラマや映画が撮影されているノバスコシアですが、サウンドステージ(日本でいう撮影スタジオ)がありません。そのため、チェスターではある施設を改造してサウンドステージとして使用しています。(場所は言えませんが、地元の人なら誰でも教えてくれるでしょう!)
このサウンドステージでは、デュークの船の内部、ヘイヴン警察のセットなどが組まれています。
改造サウンドステージ内部。さすがカナダ、中も広い。座っているのはスタッフです
デュークの船の窓から見える湾の景色。パノラマ写真ですが、映像を見る限り気がつきませんでした
ファンなら分かるでしょう。ヘイヴン警察内、オードリーとネイサンの部屋です。小道具も細かい
このチェスターは、カナダで最も美しい湾の一つ、マホーンベイ(Mahone Bay)に面しています。『ヘイヴン』でもこのマホーンベイは幾度となく登場します。そのうちの一つはデュークのレストラン、The Grey Gull。番組では、いかにも流行っている店のように描かれていますが、実は空き家で今は撮影のためだけに使われています。湾が見渡せるデッキ席も実際にあります(写真じゃありませんでした 笑)。
グレイガルとマホーンベイ。こんな海辺で食事ができるなんて最高の贅沢ですね。ネタバレですが、シーズン2よりこのグレイガルの2階がオードリーの新居となります。