人工知能を持つドリームカー"KITT"のライバルとして、前作『ナイトライダー』に登場したのが、同じく人工知能を持つ車"KARR"。前作では大破したKARRですが、なんと『ナイトライダー ネクスト』で復活することになりました。
KARRの声は、前作『ナイトライダー』に引き続き麦人さんが担当されます。そこで、またまた行ってきちゃいました！ アフレコ収録後の麦人さんに突撃インタビューです！
――さきほど収録が終わりましたが、ご感想は？
KARRを20数年ぶりにやってみて、懐かしかったですねえ。嬉しかったですよ。（KITT役の野島）昭生ちゃん、声が全然変わってなくてびっくりしたなぁ。僕自身は40代のときの声と60代になった今の声、変わったかもしれないけどね。でも、同じように頑張ってやってみましたよ。
――前作から実に20数年の月日が経っていますが、KARRの声ってすぐ思い出せましたか？
KARRは、かなり特徴をつけた声にしてたので、声はすぐ思い出せましたよ。でも当時KARRがどんなことをしていたかはすっかり忘れてました（笑）。
当時、僕はかなりいろいろな悪役を手がけていたんです。ワルっぽくドスのきいた声を作って演じたりしてね。その流れでこのKARRの声も担当したんです。...月日が流れて、声は覚えていたけど、実際にあのときの声を出すのは結構大変でしたよ。
――KARRというキャラクターは、『ナイトライダー』ファンの中でもKITT同様、愛されていますね。
そうなんですか？前作もちょっとしか登場していないんですけどね（笑）。KITTのライバルということで印象強かったんでしょうね。
――実は昨夜、『ネクスト』のスタッフがツイッターで「明日はあの人が登場する」とワザとつぶやいたら、米国で放送された『ネクスト』を見ていただろうファンの方々が「もしや、"あの人"＝麦人さんでは！？ 話数的にもそろそろKARRが出てくる頃だし」と盛り上がってたんですよ。
そうなんですか！ それは嬉しいですね。
――前作からKITT以外の周りのメンバーが様変わりしましたね。
そうですね。でも違和感は不思議とないですね。ああ、でも（佐々木）功ちゃんがいないのが寂しかったなあ。今回KITTと直接言葉をやりとりする機会はなくて、マイケルなど周りの人間とやりとりしていたから、特にそう感じましたね。
――前作では、最後にバラバラになってしまったKARRですが、今回はどんなことになりそうですか？麦人さん的見どころを教えてください。
今回は復活して、登場して...また●●になっちゃうんですよ（笑）。12話にしか出演しないので、見逃さないでほしいですね。
時代を経て、昔を思い出しながら今回収録しましたけど、是非視聴者の皆さんにも記憶を辿りながら楽しんでいただけると嬉しいですね。見る人、その人なりの『ネクスト』のおもしろさを見つけてみてくれるといいなと思っています。
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