本国では2002年から、日本では2004年から放送がスタートし多くの視聴者を喜ばせてきた『名探偵モンク』。いよいよ9月5日(水)、ファイナル・シーズンのDVDが発売されることとなり、本作のCM用アフレコの様子が公開された。都内の収録スタジオには、全8シーズンでモンクの声を担当した俳優の角野卓造と、"モンク・ファミリー"の藤貴子(ナタリー)、坂部文昭(リーランド警部)、関俊彦(ディッシャー警部補)、三鴨絵里子(シャローナ)が集合し、"最後の最後"となる収録に参加した。
"38もの恐怖症を持つリハビリ中の元天才刑事"という類を見ない設定の主人公エイドリアン・モンク(トニー・シャルーブ)の声を足かけ8年担当してきた角野は、収録後の会見で「吹き替えが本当にニガテだったが、無理に映像に合わせず自分が思ったとおりにやっていい、とディレクターにずいぶん励まされた」とスタート当時を振り返った。これに対し藤が「普通のアフレコは、声優が映像に近づいていくのに、この作品ではいつの間にかモンクが角野さんに近づいてきた気がする」と言うと、「イヤイヤイヤ」と照れながらも嬉しそうな角野だった。
TVシリーズとしてはファイナルとなっている本作だが、先日当サイトでもお伝えしたとおり、現在、本国ではTV映画となって復活する動きが出ている。この話について角野は「アメリカでも人気が出るドラマはスペシャル番組になるんだね」と、自身が長年出演していた某局の某ドラマを匂わせつつ、「でも、それが本当に実現したら、是非またやりたい。このメンバーで会いたいね!」と語っていた。是非、なるべく早くその日が来ることを期待したい。
『名探偵モンク』ファイナル・シーズンは、ジェネオン・ユニバーサルから9月5日(水)よりVol.1~4のレンタルがスタート、同月26日からはVol.5~8のレンタルと、DVD-BOXの発売がスタートする。(海外ドラマNAVI)