アメリカで来春に始まる『GAME OF THRONES』シーズン3は、エピソードの尺がボリュームUP!

『GAME OF THRONES』ファンタジー作家ジョージ・R・R・マーティンの長編小説シリーズ「氷と炎の歌」をTVドラマ化した、米HBOの大ヒット大河ファンタジードラマ『GAME OF THRONES』。日本でもいよいよ、シーズン1が2013年1月に初上陸するとあって、期待を集めているところだ。その本作の、アメリカでは2013年3月からスタートするシーズン3では、1話あたりの尺が若干増えることになった。

シーズン3のベースになるのは、原作小説の第三巻『剣嵐の大地』。原書では970ページを超える大ボリュームの小説だけあって、映像化にあたってはシーズン3と4に分割することになったのだが、それでも原作を忠実に映像化するには足りないようで、1話あたりの尺が5分程度追加されるという。

この決定について製作総指揮者のダン・ウェイスは、「エピソードの尺がHBOではきっちり定められていないのはありがたいことだ。50分未満とか60分超過はダメだけど、その間はとてもフレキシブルになっている」と、米Entertainment Weeklyで語っている。また、同じく製作総指揮者のデヴィッド・ベニオフも「『剣嵐の大地』にふさわしい"超サイズ"のシーズンだ。昨年は52分のエピソードが多かったけれど、今年は56、57分が大半を占める」とコメントした。

二人の言葉をそのまま受け取れば、シーズン全体では実質的に1話分増えた勘定となる(1シーズンは10話で構成されるため)。しかも、シーズンファイナルは過去シーズンと同様、60分を超える尺になるものと見られているので、まさに文字通りボリュームアップのシーズンとなりそうだ。

このように、シーズンを重ねるごとに、ますます濃厚な大河ファンタジーを堪能できる『GAME OF THRONES』。日本での初上陸もぜひ楽しみにしてほしい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『GAME OF THRONES』
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