【ネタばれ】世界的スケールで製作が進む『ゲーム・オブ・スローンズ』が初めてロサンゼルスで撮影。その理由は?

日本でついに放送が始まった『ゲーム・オブ・スローンズ』は、美しいロケシーンも見どころのひとつ。製作拠点となる北アイルランドに加えて、モロッコ、アイスランド、クロアチアがロケ地となっている。さらに、アメリカで3月31日(日)からスタートするシーズン3のために、本作としては意外な場所で撮影が行われた。

(以下は、シーズン3に関するネタばれの情報を含むので注意!)

その場所とは、ほかならぬ米ロサンゼルス。ショーランナーを務めるデヴィッド・ベニオフが米Entertainment Weeklyに話したところによると、当地で撮影をするのは本作では初めてのことだという。

また、原作者のジョージ・R・R・マーティンが自身のブログで明かしたところによると、出演者たちがロサンゼルスに赴いたのは、ハリウッド御用達の熊との共演シーンを撮るためだとか。この熊は"バート二世"という名前で、『Mr.ズーキーパーの婚活動物園』『幸せへのキセキ』などに出演している。

問題のシーンは、登場人物のジェイミー・ラニスター(ニコライ・コスター=ワルドー)と、シーズン2から登場する女戦士ブリエンヌ(ブライエニー)(グウェンドリン・クリスティ)が、熊と対決するというもの。原作小説『剣嵐の大地(氷と炎の歌3)』のなかでも有名なシーンで、原作ファンの間で早くも期待が高まっているところだ。

ちなみに『ゲーム・オブ・スローンズ』では、「狼」「ドラゴン」「ワタリガラス」と名付けられた3つの撮影班が、上に紹介した世界各国で1シーズンあたり数か月にわたる撮影を行っている。アメリカのドラマのなかでもとりわけ野心的なプロジェクトといえるだろう。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』の人気動物キャラ・ダイアウルフ
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