【超ネタばれ】『ウォーキング・デッド』で自分の役が死ぬのは「お腹にパンチを食らうような気分」!? 出演俳優が感想を語る

ウォーキング・デッドアメリカではすでに後半部がスタートしている『ウォーキング・デッド』のシーズン3。先日の放送回で新たに命を落とした役を演じた俳優が、本作に出演した感想を語った。

(以下は、シーズン3後半部に関する重要なネタばれを含むので注意!)

その俳優とは、アクセル役のリュー・テンプル。アクセルは、リックをはじめとする生存者たちが刑務所に拠点をおくシーズン3の序盤から登場していたが、2月17日(日)に放送された第10話でガバナーの凶弾に倒れてしまう。

米Entertainment Weeklyに本人が語ったところによれば、アクセルの死を知らされたときの衝撃は「お腹にパンチを食らう」ようなものだったとか。その前日、シーズン3のロケ地にいる出演者と撮影クルーのために行われたプレミア回の上映会で、初めて会ったショーランナーのグレン・マザラに演技をほめられていただけに、驚きは大きかったようだ。

「まさか、こんなに早く退場するとはね。原作コミックでも刑務所を舞台にした戦争で命を落とすから、そうなることはわかっていたんだ。でも、これほど早いとは予想していなかった。アクセルの役柄をふくらませようと話し合ったあとだけに意表をつかれたよ」

アクセルを生き延びさせてくれとプロデューサーに必死に懇願し、リック役のアンドリュー・リンカーンも加勢してくれたという。「役の雰囲気や、漠然とした細かな事柄がようやく具体的な形をとりはじめていたからね。最後のエピソードでは、興味をそそる人物になりかけていた。生き残らせてほしいという願いは、役者である僕と同じくらい、アクセル自身にとっても強かったわけさ」――それでも、願いは聞き届けられなかった。

とはいえ、アクセルの死に方は望んだとおりのもので満足しているし、作品にかかわれて本当によかったとも語るリュー。主要キャラクター、そして、これから面白くなるかもしれないキャラクターの分け隔てなく、容赦なく命を絶たれてしまう本作。予想のつかない展開が、緊張感を維持するのに役立っているのだろうか。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』
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