時空を駆け巡る謎の人物"ドクター"の活躍を描き、今年で50周年を迎える英国の人気番組『ドクター・フー』。現在、11代目ドクターを演じるマット・スミスは、2014年も同役を続けて演じることがわかった。
デヴィッド・テナントが2010年に10代目ドクターを降りたあと、シーズン5から11代目を演じているマット。当時28歳、ドクターを演じる俳優としては歴代最年少ということで話題になった。本作での演技の功績が認められ、2011年には、『SHERLOCK シャーロック』のベネディクト・カンバーバッチとともに、英BAFTA TV賞男優部門にノミネートされている。
英Radio Timesが行ったインタビューで、"ドクター役をどのくらい続けるのですか?"と尋ねられたマットは次のように答えている。「永遠にだよ!写真撮影のために今日、衣装をまた着たんだ。安っぽい自己陶酔に聞こえるかもしれないけれど、この衣装を着ると現場に戻って撮影をしたくなる。番組には来年もかかわることになっているよ。役を演じるかどうかは年ごとに決めている」
実はかねてから、今年後半に放送される50周年記念スペシャルで11代目ドクターは新たなドクターに再生し、マットは降板するのではないかとのウワサがささやかれていた。しかし今回の発言によって、現在放送中のシーズン7のあと、クリスマススペシャルやシーズン8でもドクターを演じることが明らかになったわけだ(ただし、シーズン8の最後まで演じ続けるかどうかは不明)。
日本ではまだシーズン4までしか放送されていない本作だが、11代目ドクターが登場するシーズン5以降の、一日も早い上陸を期待したい。(海外ドラマNAVI)