全人口の1割以上を移民が占める多民族国家ノルウェーが直面する難問を絡めた事件に、一匹狼ヴァルグが立ち向かう! 孤高の探偵ヴァルグ・ヴェウムを主人公にしたミステリー『私立探偵ヴァルグ』のシーズン2が7月27日(土)から放送されることを記念し、プレミア試写会と、ボイスキャストの東地宏樹、塾一久、石田嘉代によるトークショーが催された。
イベントの会場はなんとノルウェー大使館。会の冒頭でヴェーガール・アンドレアセン一等書記官による歓迎の挨拶、そしてスカンジナビア政府観光局の高橋成美さんから撮影の舞台となったノルウェーのベルゲンの紹介がされたあと、トークショーがスタート。
主人公ヴァルグ役の東地は「映像がグレーで寒そうな雰囲気の中、自分はどう演じていったらよいかを考えていましたね。また、ヴァルグを演じている役者がすばらしい! 表情が物憂げで印象的なんです」とコメント。続けて「登場する人たちの名前が難しかったですね」と口にすると、ハムレ警部役の塾も「なかなかなじみのない名前が多かったよね」と話を続け、「寒いところに住んでいるからか、ノルウェー人は口をあまり開かないでしゃべるなあ、と感じながらアフレコをしていました」とボイスキャストならではの目線で語っていた。一方、弁護士アンナを演じる石田は、「事件現場や人間との距離感、会話などが本当に生々しくって! 人間の「闇」の部分も描いている、この生々しさを大切に表現したいと思った」とドラマの魅力にも触れつつ演じる側の心境を語っていた。
せっかくの機会なので、ノルウェーについて気になることを高橋さんに聴いてみては? と話を振られたところ、さっそく東地が「お酒のことが気になって...お値段が高いんですって?」続けて塾も「アルコール度数が高いと税金も上がるとか?」これに高橋さんが「日本人なら現地空港の免税店で買えば一番安い」と返すと、塾は「ならばそこで買って街にもっていけば...」とニヤリ。すかさず東地が「なんとか合法的に飲もうとしてませんか?」と突っ込むと、「いやいや! この二人(東地・石田)がお酒がとっても好きだから代わりに聞いたんですよ!」とさらにニヤニヤ顔の塾。おもわず東地と石田も下を向いて苦笑するという一幕もあった。
『私立探偵ヴァルグ2』は、7月27日(土)14:00からWOWOWプライムにて放送される。(海外ドラマNAVI)
Photo:(左から)石田嘉代、東地宏樹、塾一久