『Glee』ジェーン・リンチ、コーリーのいない撮影現場のつらさを語る

薬物とアルコールを同時に過剰摂取したことにより、『Glee/グリー』のコーリー・モンテース(フィン)が突然この世を去ってから、ちょうど1か月が経つ。一方で、キャストやスタッフはすでに新シーズンの撮影に入っているわけだが、現場では誰もがコーリーを失ったつらさを深く感じているとジェーン・リンチ(スー先生)が米Us Weeklyに明かした。

先週土曜日、同誌のインタビューに応えたジェーン。まずはキャストとスタッフで行った追悼式について言及し、「すばらしい追悼式だった。みんなが一緒にコーリーを思い出し、彼を称えたわ。仕事に戻れば、否応なしに物事は前に進む。だから追悼式をやってよかった。みんなが集まり、私たちは家族になることができた」と番組関係者らと深い悲しみを共有し、絆を深めたと述べた。

そして撮影が始まり、コーリーのいない現実をまざまざと突きつけられているという。「みんな、コーリーと仲が良かった。だから、それぞれがそれぞれの方法で悲しみを表現している。私の場合は毎日撮影に来ると、コーリーのトレーラーの横を通り、"彼はここにいるはず"と考えてしまう」とつらい胸中を明かし、気丈に撮影にのぞんでいる様子をうかがわせた。

10月10日にオンエアが予定されているシーズン5の第3話では、ドラッグが原因でのフィンの行く末が描かれるという。本エピソードでは、番組クリエイターであるライアン・マーフィーの脚本執筆に、コーリーの恋人のリー・ミシェル(レイチェル)も協力しているとのこと。情報源によると、ドラッグが引き起こす可能性のある恐ろしさを人々に伝えるため、リーはエピソードに真実を反映させたいとしているようだ。

なお、コーリーが亡くなった後、8月6日に初めて現場に戻ってきたリーは、「"家"はやっぱり居心地がいい」とツイートしたという。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジェーン・リンチ(c)Mayuka Ishikawa/www.HollywoodNewsWire.net