『Glee』ハリー・シャム・ジュニア 来日インタビュー

以前からファンに熱望されながら、その多忙さゆえになかなか実現しなかった『Glee』キャストの来日がついに実現! マイク役のハリー・シャム・ジュニアが『Glee』DVD発売とシーズン5の放送開始を記念して緊急来日を果たし、『Glee』の魅力を語ってくれた。NAVIでは、ファンの方からの質問をできる限り本人に伺ってきました! ジョークを織り交ぜながら一生懸命話すハリーはとってもチャーミング! 意外な日本通ぶりも発覚で、大いに盛り上がりました。

―― 緊急来日でしたが時差ボケとかは大丈夫ですか?

毎朝5時に目が覚めちゃうんだよね。でも今日は珍しく6時に起きて、近くをウロウロしながらセブン・イレブンでおにぎりとか買って、近くのコーナーでひっそりと食べてたんだ(笑)

―― ちょっと寂しいですね(笑)

確かに(笑) でも朝早くて誰もいなかったから。「あえて」やりたかったんだよ(笑)

―― シーズン4から舞台がオハイオとニューヨークに分かれますけど、あなたが演じるマイクは学校に出入りしいていたので、新キャストたちと一緒になる事も多かったと思うんですが、『Glee』の先輩として何かアドバイスをした事はあったんですか?

(通訳さんが訳す前に)もちろん!

―― 日本語分かるんですか?(笑)

シーズン4と『Glee』だけね(笑)真面目に答えると、彼らはプロだから特に僕のアドバイスは必要なかったよ。ミュージカル・ナンバーの時にちょっとしたダンスのアドバイスくらいはしたけど。それに彼らは『Gleeプロジェクト ~主役は君だ!』出身者も多かったしね。あの番組はいわば『Glee』のためのサマーキャンプみたいなものだから(笑)みんな才能があるし、いい子たちだから一緒にやりやすかったよ。

―― シーズン4から『Glee』も新章に突入した感じがあるんですが、あなたから見たシーズン4のポイントは?

やっぱり高校を離れて新しい生活にフォーカスするのは、番組にとってもリフレッシュするんじゃないかな。みんなが大好きなキャラクターが、どんな風に成長していくのか、その旅を見るのも楽しいと思うんだ。ミュージカル女優を目指してニューヨークに行ったレイチェルがどう成長していくのかとか、逆に学校に顔を出す生徒たちもいるけど、彼らが卒業した後どういう生活を送っているのかとかね。現実でも高校を卒業した後の方が大変だったりするから、みんなも共感できるんじゃないかな。シーズン4はそういうところを上手く取り入れているよね。

―― そして、これから始まるシーズン5以降、マイクはどの程度出演するんでしょう?

現時点ではまだ何も分からないんだ。シーズン5では3話には出演するけど、その後は脚本家もオフに入って、今後どういう展開にしていくのか練り直す期間になるから、まだ誰にもその先の事は分からないんだよ。

―― マイクを演じていてこれまで一番楽しかった事は?

ひとつは選べないんだけど......。例えばシーズン1のフットボールのシーンでゾンビの衣装を着た事とか、80年代のバンドの真似をした時も面白かったな。自分自身だったらあんなヒゲはやさないし。というか生えないんだけど(笑) あとはマイケル・ジャクソンの曲も楽しかったし、『雨に唄えば』のシーンも印象強いな。でもとにかく『Glee』は台本が完成するまで何が起こるのか本当に分からなかったから、そもそもそれが楽しいんだ。

―― 『Glee』のキャストはみんな仲が良い事で知られていますが、その中でも一番仲が良いのは誰なんですか?

誰か一人だけを挙げると他の誰かが怒りそうだな(笑)でもサム役のコード(・オーバーストリート)とは親友みたいな関係だと思う。ただ本当にみんなと仲が良くて、ダレンとはオタク仲間だし、ケビンもジェナもアンバーもみんな兄弟みたいな間柄だし、結束が固くてファミリーみたいな感じだよ。

―― 撮影現場での空き時間に卓球が流行ったって事ですが、結局誰が勝ったんですか?

トーナメントではダレンに1点差で負けて、未だにそれについては怒ってるんだけど(笑)あとマークは結構強くて、コードはまぁ、僕とどっこいどっこいかな。卓球はセットを転換する時とかにやってて、特にダレンとやる事が多かったんだけど、スタッフから撮影再開の声がかかっても「あと2分!あと2分!」ってやってたもんだから、最終的には卓球台は撤去されちゃったよ。でもあれ、本当にボロボロで台が歪んでてボールが当たると変な方向に飛んでっちゃうんだ。

―― マイクが卒業した事で時間的に少し余裕もできたと思うんですが、これからやってみたい事はどんな事なんでしょう?

(いきなり船を漕ぐ手振り)

―― ん?

こうやって、遠い航海に行くとかかな(笑)

―― 自力で漕いでくんですか!?(笑)

それは冗談として(笑)、そうだね、確かに今まではすごく忙しくて『Glee』以外の仕事はとてもできる状態じゃなかったけど、今年の夏は他のプロジェクトにも参加する事ができて、映画にも2本出演したんだ。1本はもう撮り終えていて『Moms" Night Out』っていうコメディで、もう1本は今最終的な撮影をしている『Revenge of the Green Dragons』っていうアンドリュー・ラウ監督でマーティン・スコセッシが製作しているクライム・アクションにも参加しているんだ。他にもサイド・プロジェクトも立ち上げていて、テクノロジーとファッションを融合した「10th&4th」っていうeコマース・サイトもやってるよ。今まで忙しすぎて出来なかった事がいろいろやれるようになって、いろんな扉が開いていくんじゃないかって思っているんだ。こうしてようやく日本にも来られたしね。

―― 日本のファンからはぜひ『Glee』ライブを日本で開催して欲しいという声がたくさん寄せられているんですが、どうでしょう?

そうだよね。ただキャストがすごく多いから、なかなか全員を揃えるっていうのがまず難しいんだよね。でも実はアジア・ツアーっていう話もあって、実現したらすごく良かったなって思っていたんだよ。日本でのビデオ・コンサートの映像も見ていてすごく楽しそうだったし。だから来られなかった事はすごく心残りで、僕としてはぜひやりたいんだけど、こればっかりは僕に決定権がないから...。

―― ぜひ機会があったら関係者の方にアピールして下さい!

もちろん! それか来られないキャストはホログラムで参加するとか。前に初音ミクっていう日本の女の子のホログラムがコンサートをしてる映像を見たんだけど、あれはクールだったよ。

―― というか、なんで初音ミクまで知ってるんですか!?(笑)

2PACをホログラムで再現した野外フェスの話になった時、日本人のホログラムのアーティストと共演したって聞いたんだ。「ホログラムなのにアーティストってどういうこと?」って思ってネットで調べてみたら、確かにみんながライブで熱狂していて(笑) いざとなったらあのアイデアもアリじゃないかな(笑)

―― ツイッターとかで早速日本食の写真をアップしていたりしましたが、お料理が好きという話も聞いてるので、ぜひ得意料理を教えて下さい。

僕はシンプルな食事が好きなんだ。フィッシュ・マーケットに行ってサーモンを買って自分で焼いたり、ハワイのポケ(※ハワイ風魚介のマリネ)も好きだな。自分流では玉ねぎとキュウリ、ごま油にホットチリ、ガーリック、ショウガを入れるんだ。ロスのレストランではなかなか食べられないんだ。あとラーメンバーガーも作るよ。

―― ラーメンバーガー!?

ニューヨークのシェフでラーメンバーガーっていうのを作っている人がいるんだよ。ラーメンがバンズの代わりになってて、そこに肉をはさんでハワイのSOYAKIソース(※甘口のたれ)をかけるんだ。それを自分も真似て作ってみたんだけど、悪くなかったよ。

―― 日本にはインスタントラーメンがいっぱいあるんですけど、まさかそれを買って麺をそのままバンズ代わりにするとかじゃないですよね?

違う、違う!(笑) 麺を茹でてから卵を繋ぎにして揚げてるんだ。

―― 良かった(笑)ちゃんと説明しておかないと日本のファンがカップ麺をバリバリ食べる事にもなり兼ねないので(笑)

クリスピーすぎて大変だよ!(笑) 良かった、ちゃんと説明できて(笑)

―― ちなみに日本食で作ってみたいものは?

できれば昔ながらの日本料理を習いたいと思ってるんだ。漬物と西京焼きとか。でも難しいんだよね。前に自己流でやってみた事もあるんだけど、なかなか味が馴染まなくて全然美味しくなかったんだ。

―― 今朝は6時に起きたと言っていましたが、昨日の夜は何をしてました?

昨日はツイッターにもちょっとアップしたけど、炉端焼きを食べに行って、でも今日朝早い事が分かってたから、23時には寝てたよ。それでも5時に起きようと思ってたわけじゃなかったんだけど(笑) 今日はもう少し遅くまで起きて遊ぼうかなって思ってるよ。

―― 日本でやってみたい事は?

スズキ?...あ、ツキジ(築地)か。あと原宿とか、六本木とかに行ってみたいと思ってるよ。

―― 六本木? まさにここが六本木ですよ!?

そうなんだけど、せっかく六本木にいるのに、僕はまだこのインタビュールームしか知らないんだよ(笑)とにかくできる限りいろんなところを散策したいんだ。