1987年から8シーズンにわたり全米の人気を集めた、ABCの大人気ファミリーシットコム『フルハウス』。このアメリカの国民的ホームコメディで、子役デレクを演じたブレイク・マッキバー・アーウィンが、ゲイバーのゴーゴーダンサーに転身していたことがわかった。

 

同シリーズは、妻を事故で亡くした男が男友達に助けられながら3人の娘を育てていく物語。笑いと涙で家族愛を綴る、ホームコメディの王道ともいうべき作品で、番組終了から18年たった今も、世界各国で再放送されている。また同シリーズは、ターナー家の末娘ミシェル役を交代で演じ、後にアパレル界で巨額の資産を築いた双子セレブ、オルセン姉妹を輩出したことでも有名だ。

そしてミシェルのちょっと小生意気な遊び友達、デレクを演じたブレイクは、優等生のお坊ちゃまキャラでお茶の間の人気者となった。番組終了後は、キッズ映画『The Little Rascals(原題)』などで活躍するも、高校時代にゲイであることからいじめにあい、苦悩したという。次第に俳優業からも遠ざかり、シンガー・ソングライターやボーカルコーチなどで生活費を稼ぎながら、3年前、ついにカミングアウト。現在はLAにあるゲイバーで働きながら、初のソロ・アルバムを制作中だという。

気まぐれで始めたダンサーの仕事だが、「出演するうちに開放感がやみつきになり、生きるパワーをもらうようになった」とブレイク。パフォーマンスが自分をありのままに表現する「官能的で楽しく安全な手段」であることに気づき、今ではステージ姿を定期的にツイッターに投稿している。ブレイクは「この仕事を恥ずかしいなんて思っちゃいないよ」ときっぱり。「もう自分を隠したりしない。自分を偽るのはやめたんだ」と胸を張った。『フルハウス』から旅立っていった子役たちも、それぞれの人生を模索しているようだ。(海外ドラマNAVI)