スーパーマンの青年時代を描いた『ヤング・スーパーマン』、そして現在はグリーン・アローが活躍する『ARROW/アロー』と、DCコミックのスーパーヒーローを題材に取り上げてきた米CW。今度は、同コミックで1940年に初登場した「アワーマン(Hourman)」をベースに、ドラマを立ち上げる動きがあるようだ。
物語の主人公は、頭脳明晰な製薬アナリストのレックス・テイラー。子ども時代から悩まされていたビジョンが、実は1時間後に発生する悲劇的な出来事を予知するものだと知ったレックスは、元妻や息子の信頼を取り戻したいとの思いから、悲劇の発生を食い止めようと行動する。製作総指揮・脚本を手がけるのは、『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』『Ironside』のマイケル・カレオだ。
CWはこのほかにも、アメリカで放送が始まった『ARROW』シーズン2にDCコミックの仲間ザ・フラッシュを登場させ、スピンオフの可能性を模索する。また、こちらはDCコミックではないが、1939年に発表された小説シリーズ『The Avenger』をドラマ化する動きもある。外見を自在に変えられる能力をもつ若い女性の話で、『アンダー・ザ・ドーム』のニール・ベアーが製作総指揮を担うことになっている。(海外ドラマNAVI)