ベネディクト・カンバーバッチ、バッキンガム宮殿のイベントを欠席していた

『SHERLOCK シャーロック』のベネディクト・カンバーバッチが、バッキンガム宮殿に招かれていたことは、当サイトでもすでにお伝えしたとおり。しかしながら、先週行われたこのイベントに、ベネディクトが出席することはできなかったようだ。

2月17日(月)に宮殿で催されたのは、英国女王エリザベス2世が王立演劇学校の後援になった60周年を記念したイベント。ベネディクト以外にも英国内外で活躍する俳優・女優やクリエーターなど約250人のゲストが招待されていた。

本作、シーズン2第1話「ベルグレービアの醜聞」のシーンが現実世界でも見られる機会と思われたが、英EXPRESSによれば、残念ながら、米国NYにいたベネディクトは出席することができなかったようだ。ベネディクト以外では、映画『ホビット』などで活躍するケイト・ブランシェットも宮殿に姿を現すことがなかった。

招待客の中の1人、"Dame(デイム:英国を代表する名女優)"の称号を持つヘレン・ミレンは、前日に行われた英国アカデミー賞(BAFTA)で特別功労賞を受賞。ウィリアム王子がプレゼンターを務めており、ヘレンのことを「恐らくは"おばあちゃん"と呼ばなければならない、とても素晴らしい才能にあふれた女優」と紹介していた。これは、ヘレンが2006年の映画『クィーン』で、エリザベス2世を演じていたことにちなんだ冗談だが、妻であるケンブリッジ公爵夫人(キャサリン妃)も、これに乗る形でヘレンに「昨夜、私の夫が"おばあちゃん"と呼んでいたわね」と、楽しげに声をかける光景も見られた。

当日のメインイベントとして、王族と招待客たちは、バッキンガム宮殿のボールルームで演劇学校の生徒たちの演技を鑑賞。学生たちは、王族はもちろん演劇・映画業界のスターやクリエーターが勢ぞろいする舞台でパフォーマンスするという、貴重な機会を得ることができたようだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:女王と並ぶベネディクト、見たかったなぁ ベネディクト・カンバーバッチ