【ネタばれ】『ワンス・アポン・ア・タイム』シーズン3フィナーレに『アナと雪の女王』エルサが登場!

おとぎ話と現実の世界がシンクロする米ABCの人気ファンタジー『ワンス・アポン・ア・タイム』。同作はアメリカにてシーズン3の放送を終えたが、11日に2時間の拡大版で放送されたシーズンフィナーレでは大ヒット中の長編アニメーション『アナと雪の女王』のエルサを登場させ、来シーズンから本格的に登場することを予告した。

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(以下、シーズン3のネタばれを含みますのでご注意ください!)

米Varietyによると、シーズンフィナーレの中で、主人公エマ・スワン(ジェニファー・モリソン)とフック船長(コリン・オドナヒュー)は、知らずして女王エルサをおとぎの国から現実世界へと導いてしまう。映像ではエルサらしき女性の美しい後ろ姿が映るが、彼女はルンペルシュティルツキン(ロバート・カーライル)も恐れる強い魔力の持ち主であるようだ。登場シーンは不穏なムードが立ちこめ、シーズン4でストーリーブルックの街が大きな不運に見舞われることを匂わせている。

ABCはフィナーレの放送終了後、ツイッターにエルサの画像と「『アナと雪の女王』が『ワンス・アポン・ア・タイム』に到来。備えよ...」とのメッセージを投稿し、予告の内容を裏付けた。

また、米TVLineは番組クリエイターのアダム・ホロウィッツとエドワード・キッツィスのインタビューを行い、エルサがシーズン4プレミアから登場する予定であることを報じた。

さらにインタビューの中で、クリエイター陣は、エルサの採用は製作者側の発案によるもので、ABCが親会社ディズニーから強要されたものではないことを明らかにした。ホロウィッツは「映画を見て以来、『アナと雪の女王』を何とか我々の世界で生かす方法はないだろうかと悩み続けました。ついにアイデアがまとまり、ABCとスタジオに提案したら快諾されたのです」と経緯を説明。キッツィスも「エルサに惹かれたのは、彼女が悪者とされながら、実はとても誤解されたキャラクターだから。まさに我々の番組の趣旨にぴったりだったのです」とキャラクターに惚れこんだ理由を熱っぽく語った。

エルサ役のキャスティングは2週間以内に開始する予定だという。世界中で愛されたキャラクターをどのような女優が演じるのか、秋からの放送が楽しみだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ワンス・アポン・ア・タイム』
(c)ABC Studios