人間味豊かな主任警部バンクスが活躍する人気シリーズの第3弾。予測できないスリリングな展開とバンクスの粘り強さに加え、刑事同士の関係も見もののクライムサスペンス。
英国の作家ピーター・ロビンソンの「余波」(講談社文庫)などのシリーズの主人公で、郊外の警察で働く主任警部バンクスをドラマ化。今年2~3月に全英ITVネットワークで放送されたばかりである第3シリーズを日本初公開する。ヨークシャー警察で働き、事件の被害者を思いやるあまり時に暴走することもあるが、人間味豊かで部下からの信頼も厚いバンクス(S・トンプキンソン)。
第1シーズンでバンクスと互いに惹かれながらも一線を越えられなかった相棒アニー(A・ロウ)は、別の男性との間にできた女の子を出産して現場に復帰。第2シーズンでバンクスがいる犯罪捜査部に異動してきた女性警部補ヘレン(C・キャッツ)も健在で、新たに3人が織り成すチームワークも見どころだ。
原作シリーズから「水曜日の子供」(第1、2話)、本邦未訳の"Piece of My Heart"(第3、4話)、同じく"Bad Boy"(第5、6話)を映像化。
<ストーリー>
第1、2話「少年の憂鬱 前編/後編」11歳の息子カイルがさらわれたという母ケイティが警察へ。前の晩、ソーシャルワーカーを名乗る男女2人組が自宅からカイルを連れ去ったという。捜査が進む中、ケイティとカイルの父ポールとの間に確執があったことが分かる。
第3、4話「殺人のメロディ 前編/後編」貸し別荘でジャーナリストが殺される。アニーは顔見知りの犯行と推理するが、ヘレンは強盗の線と考え、2人は対立する。そんな中、別荘のオーナーのエリザベスに話を聞くが、彼女はアランが大ファンだったアーティストだった。
第5、6話「ある夜の過ち 前編/後編」バンクスは昔近所に住んでいた女性から娘の部屋で銃を見つけたと相談される。ヘレンは規則通りに銃を押収しようとするが、それが意外な悲劇を招き、バンクスのチームに亀裂が生じる。
<スタッフ>
原作:ピーター・ロビンソン
製作総指揮:アンディ・ハリース
<出演>
スティーヴン・トンプキンソン(アラン・バンクス役/声:金子由之)
アンドレア・ロウ(アニー・カボット役/声:本名陽子)
キャロライン・キャッツ(ヘレン・モートン役/声:堀江真理子)
ジャック・ディーム(ケン・ブラックストーン役/声:志村知幸)
<放送情報>
6月14日(土)午後1:00~(全6話)WOWOWプライム
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いよいよ14日最新シーズン放送!
「主任警部アラン・バンクス2」(全6話) 6月13日 (金)深夜1:00~[二]
(c) Left Bank Pictures (Television) Limited 2014