10月15日(水)よりスターチャンネルで放送開始となった『GIRLS/ガールズ』。『SEX AND THE CITY』を生んだHBOが製作し、NYに生きるイマドキ20代女子4人が直面する悩みや友情をコミカルに描いて世界中でブームを巻き起こしている 最強"こじらせ"女子ドラマだ。
この放送を記念して、10月11日(土)ららぽーと豊洲シーサイドデッキで開催された『BS10 LIVE! スターチャンネル映画祭』にて、スペシャル・ゲストによるトークショーと第1話の上映イベントが行われた。
イベントのMCは有村昆と麻生夏子が務め、まずは本作の紹介からイベントがスタート。
最初は本作の最大の魅力である4人のこじらせヒロインの紹介から。「ネガティヴ女子 ハンナ」、「上から目線女子 マーニー」、「自分探し女子 ジェッサ」、「天然乙女系女子 ショシャンナ」という魅力あふれる等身大ヒロインを紹介。
次にクリエイターとして監督・脚本・主演を務めたハンナ役のレナ・ダナムがゴールデン・グローブ賞で作品賞と主演女優賞のW受賞と注目の若手クリエイターであると紹介された。
その他の作品の魅力として音楽とファッションも挙げられた。毎回変わるエンディング・テーマやヒロイン達の心情を表現する音楽も評判となり、選曲センスと影響力はあの『glee/グリー』とも比較されるほどの人気となっているそうだ。ファッションについても、ファストファッションや古着ミックスと、『SEX AND THE CITY』や『ゴシップガール』とは違うリアルな等身大コーディネートとして本作が注目されていると述べられた。
作品紹介が終了すると、このドラマに共感したというモデルの道端アンジェリカが"自然体女子"、歌手のmisonoが"ネガティブ女子"、お笑いコンビのたんぽぽ(白鳥久美子、川村エミコ)が"草食系ならぬ雑食系女子"と、本作と同じく4人の"こじらせ"女子として登場。檀上では各ゲストに本作のキャラクター風のドレス・コードを事前にお願いしていたらしく、MCによるファッション・チェックが行われ、アンジェリカはファストファッション、misonoはシック、たんぽぽの2人は古着ミックスが披露された。
そして、ゲストを交えたトークは『GIRLS/ガールズ』の特徴的なシチュエーションとして本編映像を観ながら"こじらせ"ポイントをテーマに進行。
「夢と現実」というテーマは、夢を追いかけたいけど現実は上手くいかないというテーマ。
misonoは「音楽活動ではあまり売れず、バラエティで認知度はあがったけど逆に露出が増えて嫌われた(笑)今でも下積みのようで非常にハンナの気持ちに共感できる」と語った。アンジェリカはモデルをやっていなかったときは居酒屋でアルバイトをしていたというエピソードを披露してゲスト達を驚かせると、たんぽぽは売れていない時代の貧乏生活を告白し会場の笑いを誘った。
次の"こじらせ"ポイントは「期待と不安」。メールやSNSによる男性とのコミュニケーションについてという内容。
アンジェリカは全然連絡をとらず放任主義でフリーダムだと語るとmisonoも同意。一方、たんぽぽの2人は「積極的に連絡を取る。ブスは必死なんです(笑)」と話すと、misonoとアンジェリカも感心し、トークがヒートアップ。そのパワーに4人はまるで日本版『GIRLS/ガールズ』だとMCもたじたじに。
最後のテーマは「悩みと答え」。恋愛本などを読んでしまう妄想女子について。
「妄想女子といえば、たんぽぽ」とMCから話を振られると、たんぽぽの2人は「昔から彼氏がいないので、いつも脳内彼氏を妄想しています(笑)」と告白。misonoは「全く妄想はしない。歌詞も実体験でしか書いたことはない」とアーティストとしての一面を披露。アンジェリカもmisonoの現実主義に同意する一方で、「たんぽぽの2人みたいに妄想はハッピーを引き寄せるので羨ましい」と話した。
イベントが最後となると、本作の魅力をアンジェリカが代表として「すごくリアルな作品で、同じような悩みを女子が共感したりなど色々と見えてくる作品なので、ぜひ観て下さい」と語り、トーク・イベントは終了。
イベントはゲストの4人が各々の"こじらせ"女子話を披露することで、女子会さらながらのような盛り上がりにより、会場を沸かせた。トーク・イベントが終了すると『GIRLS/ガールズ』の第1話上映にイベントは移り、イベントに集まった観客は本放送よりも一足早く注目の作品を楽しんだ。
『GIRLS/ガールズ』は、スターチャンネルにて10月15日(水)21:00より放送中。