映画『アメリ』や『ミックマック』など独自の世界観で人々を魅了する映画監督のジャン＝ピエール・ジュネ監督と、この度の映画『天才スピヴェット』で主人公を演じたカイル・キャトレット君が来日し、10月27日(月)、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて記者会見イベントが行われました。
自身が演じたスピヴェットの格好である燕尾服を着用し、髪はオールバックでキメたカイル・キャトレット君が登場すると、会場は歓声に包まれ、「かわいいい～！」という声が！ 主人公の10歳の天才少年を演じるカイル君は、6ヵ国語を操り、3年連続「総合格闘技の世界チャンピオン」の顔も持つ、正真正銘の天才少年！ この日は、その6ヵ国語を使い分けた、華麗なる自己紹介を披露！
また、スピヴェットと同い歳の10歳の日本の天才子役代表として、二人の来日を祝いに駆け付けたのは鈴木福君。カイル君と同じ、燕尾服姿＆オールバックヘアーで登場。カイル君は、自身が得意とするかカンフーも披露し、更なる天才ぶりをアピール。一方の福君もカイル君に特技のけん玉を披露！なんとも可愛らしい"天才子役対決"に会場からは歓声と拍手が送られました。
以下、ジュネ監督とカイル君、副君のインタビューコメント内容です。
ジュネ監督コメント：日本でこうやって上映できるのがとても嬉しいです。僕はモンマルトルのカフェの近くに住んでいるんだ。日本人がこのカフェにあるものを食べにくるから！『アメリ』のポスターが貼ってあるんだけど、その前に僕が座っていると「邪魔だよ」って言われることもあるんだ(笑)カイル君は、見ての通りちょっと小さい。映画内ではアクションシーンがいくつかあるんだけど、スタントは全部自分でこなしたんだ。しかし、タフで疲れたとは決して言わないし、真の意味で俳優なんだよ！
カイル君コメント：【私はカイルキャトレットです】を、英語・ロシア語・北京語・スペイン語・フランス語・日本語で披露！（会場から歓声が！）
福君：こんにちは、鈴木福です。本日はこんな素敵な場所に呼んでいただき、とても嬉しく思っています。映画の天才スピヴェット君をイメージした格好できました。
ジュネ監督：副君、この映画は気に入った？
福君：はい、とても面白かったです！カイル君はアクションシーンもかっこよかったし、映画初出演とは思えないくらい演技が上手でした！
カイル君：（日本語で）ありがとうございます！
ジュネ監督：アメリカの専門誌が、"最高の3D映画"と書いてくれた作品です！私も賛成です（笑）。3D映画なので是非真ん中の席で観てください！（笑）
カイル君：今日はありがとうござます！是非この映画を楽しんでください！
福君：驚きと発見のつまったおもちゃ箱のような映画です！
若い人からお年寄りまで楽しめると思いますので是非みてください！
ジュネ監督は、二人の天才子役を前にイマジネーションが駆り立てられたようで、次回作は二人がけん玉とヌンチャクで闘う映画をつくると約束！ 福君の世界デビューを予感させると共に、天才子役二人の可愛らしさ、そしてジュネ監督の映画さながらの小粋でエスプリの聞いたトークに会場は大いに盛り上がりました。
映画『天才スピヴェット』は、11月15日（土）よりシネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショー（3D/2D）
Photo：映画『天才スピヴェット』来日イベント
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