テレビ東京系列の情報番組『週刊ニュース新書』にアイドル猫が出演していることが面白いと海外で話題になっている。米Kotakuが伝え、コメント欄には読者から多くの好反応が寄せられている。

【関連コラム】"ニュース番組に猫"をアメリカで実現できるとしたらこのテレビ局?エンタメ度の高い民間放送ネットワークABCの独自カラーに迫る!

『週刊ニュース新書』は、土曜のランチタイムに放送される"大人"のためのニュースショー。1週間のニュースの中から気になるニュースをピックアップし、政治家などの関連ゲストを迎え、ジャーナリストの田勢康弘が進行。ニュースの本質を読み解く。

先週は、2代目アイドル猫「にゃーにゃ」が番組に初登場。生後4カ月のまだ子猫ということもあり、スタジオのゲストらの前に設えられたテーブルを行ったり来たりしたり、正面のパネルを滑り落ちたり、ニュース原稿をガジガジしたり、と好き放題。この時の議題は「今後どうなる? 日中関係」という至ってシリアスなテーマだったが、こうした自由奔放な「にゃーにゃ」の様子に、司会者やアナウンサー、ゲスト解説者も顔も思わずほころばせるなど和やかムードに包まれた。

メスの三毛猫という「にゃーにゃ」は、清掃工場のゴミ箱に捨てられていたところを清掃局のスタッフに発見され、助けられたという。なお、同番組の初代アイドル猫はアメリカンショートヘアの「まーご」。先月、急性心不全で亡くなった。テレビ東京本社のスタジオには「まーご」を悼む献花台がもうけられ、約500人が弔問に訪れた。番組最多ゲスト出演の石破茂地方創生担当相は、弔電を届けたという。

現地のコメント欄には、「すばらしいアイデア」「可愛すぎる」はじめ、「猫好きではないけれど、これにはすごく好感が持てる」「政治的議論には猫が必要」「その場限りのショーではなく、初代アイドル猫を悼み見送って感動した」など、好意的な意見が数多く並んだ。

ニュースと猫の組み合わせは海外にも反響を呼んでいる様子。「CNNもやらないかな」というコメントもあったが、そのうち海の向こうでも猫がニュース番組に登場するかも!?  (海外ドラマNAVI)

関連キーワード