米ストリーミング配給会社のNetflixと米Marvelが製作中の『Marvel"s A.K.A. Jessica Jones』。本作において、『ドクター・フー』や『ブロードチャーチ ~殺意の町~』で有名なデヴィッド・テナントが、悪役として出演することになった。Marvelが正式に発表した。
Netflixは、Marvelのヒーローを主人公とする実写オリジナルTVシリーズを4作品製作中で、本作は『Marvel"s Daredevil』に続く第2弾。スーパーヒーローとして活躍していたジェシカ・ジョーンズは、悲劇的な出来事をきっかけに私立探偵に転業し、ニューヨーク市を舞台に、超能力者がかかわる事件に取り組む。製作総指揮/ショーランナーは、『トワイライト・サーガ』シリーズで脚本を手がけたメリッサ・ローゼンバーグ。主演は、『23号室の小悪魔』『ブレイキング・バッド』のクリステン・リッター。ほかにマイク・コルター(『グッド・ワイフ』)などが出演する。
デヴィッドが本作で演じるのはKilgraveという悪役で、ジェシカの過去に関わりのある謎の人物という設定。彼が再び姿を現すことで、かつてスーパーヒーローだったジェシカの周囲に衝撃がもたらされる。
なお、Marvelのコミックでは、綴りは若干異なるがKillgraveという悪役(別名"The Purple Man")が登場する。こちらは、化学物質により全身が紫色に変色してしまった元スパイという設定だ。
製作総指揮者のローゼンバーグは、「複数の側面をもつキャラクターをデヴィッドが演じてくれることを、光栄に思い楽しみにしています。この上なく胸を締めつけられるような場面を提供できる演技力があり、Kilgraveを本当の意味で独創的な悪役に仕上げてくれるでしょう」と述べている。
『Marvel"s A.K.A. Jessica Jones』は全13話で、『Marvel"s Daredevil』に続き、アメリカで年内に配信予定となっている。(海外ドラマNAVI)
Photo:デヴィッド・テナント
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