『LOST』の謎を彷彿とさせるサバイバル映画『メイズ・ランナー』、5月22日(金)全国公開!

世界55ヶ国で初登場NO.1、興行収入400億円を突破する大ヒットとなり、本年度のMTVムービーアワードで3部門受賞しているサバイバル・アクション大作『メイズ・ランナー』。日本では、5月22日(金)より全国公開となる。

【関連記事】『フリンジ』『LOST』『スター・トレック』..."現象"を生み出すヒットメーカー、J・J・エイブラムスを読み解く。

社会現象を巻き起こしたあの『LOST』を彷彿とさせるような「謎の舞台」で物語は展開していくのだが、本作の舞台となっているのは"巨大迷路"だ。

『LOST』では旅客機が謎の無人島に墜落。生存者はわずか48名。人種も職業も違う見知らぬ者同士が島からの脱出を試みるが...。という設定で物語がスタートした。『メイズ・ランナー』も、突如放り込まれた主人公たちが、巨大な迷路(メイズ)から脱出するため、ランナーとして謎を解きながら知力・体力ともに極限の中を駆け抜ける決死のサバイバルを描き出している。

公開された場面写真は、名前が刻まれた壁、何処に通じているのか不明のハッチ、立体の攻略地図や、謎の機械、そして不気味な巨大迷路の内部など。これらが意味するものは果たしてなんなのか...。本作の設定について、ヒロインのテレサ演じるカヤ・スコデラリオは、「ある空間に閉じ込められた少年たちがどのように反応するかを見るための社会的実験のよう」とコメントしている。

彼らはなぜ記憶を失くし、どうしてここに連れて来られたのか? 謎が謎を呼ぶストーリーに、一瞬先も読めない展開、そして独創的な世界観を放っている本作で、極限状態に追い込まれた人間の心理状態が見事に表現されている。また、主人公たちには背負ってきた重い人生の過去があり、物語の舞台に来た経緯が過去へフラッシュバックし展開する緻密なサスペンスは、まさに『LOST』に通ずるヒットの法則を含んでいる。『LOST』をぎゅっと2時間に凝縮したような脱出劇を、劇場でぜひ鑑賞してほしい。

巨大迷路を舞台に展開する、全てが謎に包まれた予測不可能なサバイバル・アクション『メイズ・ランナー』は、5月22日(金)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『メイズ・ランナー』
(C)2014 Twentieth Century Fox Film