名匠アルフレッド・ヒッチコック監督の傑作サスペンス『サイコ』をベースに、舞台を現代に置き換え、その前日譚を描き出すドラマ『ベイツ・モーテル』。今回、主要登場人物の吹替えを務める岡本信彦(ノーマン・ベイツ役)、日野由利加(ノーマ・ルイーズ・ベイツ役)、豊崎愛生(エマ・ディコーディ役)、戸松遥(ブラッドリー・マーティン役)ら豪華吹替キャストが本作について語ったインタビューコメントが到着した。
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主人公ノーマン役を演じる岡本は今回が海外ドラマ初レギュラーということで、「海外ドラマの、しかもこれほどのセリフ量の作品というのは経験がなかったので、どうなるのかという想いもありました。でも、とにかく思った通りに、やれるだけやってみようという気持ちで挑みました」と心境を明かした。また、アニメと海外ドラマでの演技の違いについては「自分の感覚ではやっぱり人間の枠から飛び越えないようにするという意味合いが近いのかなと思いましたね。どちらかと言うとアニメは上に行く感じで、吹替は深く下に潜っていくような感じ」と、独自の表現で語った。
一方、日野は、自身の演じるノーマ(ノーマンの母親)について、「母性という点では彼女も世の母親とそれほど変わらないんだと思うんです。ただそれが行き過ぎてしまったり、愛情の示し方をちょっとはき違えているだけなんですよね。多分ノーマは今まであまり愛されてこなかったし、愛し方もよく分からないんじゃないかな」と複雑な性格を鋭く分析。さらに「ノーマンの、思春期の男の子らしい青春の姿も見て頂きたいです」と、母親役らしい視点から本作の見どころをアピールした。
そして岡本と同じく海外ドラマレギュラー初参加となる豊崎と戸松の二人。「吹替って自分の中でもまだそんなにたくさんやった事がなかったので、お話を聞いた時はやっぱり嬉しかったです。吹替のお仕事が出来るのが嬉しかったし、役としてこうして関われる事が嬉しかったですね」と、今回の役が決まった時の感想を明かした戸松。もともと『サイコ』のファンだったという豊崎は、「お話自体はサスペンスでホラーでもあるので、シリアスなところが多いんですが、描いている事はいろんな家族の形だったり、人と人との関係性や繋がりをたくさん描いている作品だと私は思っています」と、ただのサスペンスにとどまらない本作の魅力を大いに語った。
これまで主にアニメ作品で活躍してきた若手声優たちが、今回の『ベイツ・モーテル』ではどのような演技を見せてくれるのか。DVDでは、ぜひ吹替版の鑑賞も楽しんでいただきたい。
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発売元・販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
(海外ドラマNAVI)
Photo:(上段左から)岡本信彦、日野由利加、豊崎愛生、戸松遥
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