AXNミステリー終戦70年特集『Xカンパニー 戦火のスパイたち』 吹替えキャストインタビュー!<第3回:井上和彦さん>

特殊訓練を受け、高い諜報技術を身に付けた若きスパイたちの命を懸けた戦いを描いたドラマ『Xカンパニー 戦火のスパイたち』が、今月から始まったAXNミステリー「終戦70年特集」の一環として、8月9日(日)に一挙放送されます。本作は、第2次世界大戦時、カナダ・オンタリオ湖畔に実在した連合国の極秘スパイ養成所"キャンプX"から着想を得ながら、その存在を風化させないためにと、終戦70年にあわせて制作されました。そして今回、この『Xカンパニー 戦火のスパイたち』の日本語吹き替えを担当した、声優の平川大輔さん・名塚佳織さん・井上和彦さんの3名から、本作の見どころやアフレコ現場の様子を語ったインタビューコメントが到着!

最後となる第3回は、チームの指揮官であるダンカン・シンクレア(ヒュー・ディロン)役を担当した、井上和彦さんのコメントをご紹介します!

『Xカンパニー 戦火のスパイたち』

【関連記事】第2回:オーロラ・ラフト役を務める名塚佳織さんのインタビューはこちら!

――『Xカンパニー』では、チームをまとめる指揮官という重要なポジションでありながら、息子を戦争で亡くしているという複雑な役どころでした。演じてみていかがでしたか? キャラクターについての印象や、重要視したこと、難しかったことなど、教えてください。

表面的には厳しいシンクレアですが、芯に優しさがある役だと思いました。チームと一緒に行動はしていませんが、彼のみんなを思う心が印象的でした。

『Xカンパニー 戦火のスパイたち』

――『Xカンパニー』の魅力は、どんなところだと思われますか?

どちらがいいとか悪いとかそういうことではなく、戦争というものは本当に悪い。その中で振り回される人たちの辛さがこの作品の厚みであり魅力だと思います。

――本当に様々な役を演じておられますが、アニメや映画・ドラマの吹替で、大きな違いはありますか?

一本一本の作品によっての違いはありますが、アニメ映画というくくりでは大きな違いはありませんね。

20150804_xcomp_c09.jpg

――『LOST(ジャック)』『ハンニバル(レクター)』『ミス・マープル(マシュー・マクファディン)』、今回の『Xカンパニー』と、作品において重要な、印象的な役どころを演じておられますが、印象に残っているキャラクターはありますか? 

『LOST』は6年という長い期間やっていたので印象深く作品も大好きでした。

――『ハンニバル』のレクターを演じた感想を、教えてください。

『ハンニバル』はレクターという難しい役どころでやりがいがあります。これからが楽しみですね。

――『Xカンパニー』の視聴者にメッセージをお願いいたします

いつの時代でも戦争はよくない。『Xカンパニー』を観ていろいろなことを感じて欲しいと思います。平和の大切さを考えたいですね。

『Xカンパニー 戦火のスパイたち』

『Xカンパニー 戦火のスパイたち』放送情報
AXNミステリーにて吹替版(二カ国語):8月9日(日)17:00~ 全8話一挙放送
*8/10(月)から字幕版をAXNミステリーPLUSで見逃し配信!

Photo:『Xカンパニー 戦火のスパイたち』
(左から)井上和彦さん・名塚佳織さん・平川大輔さん
(C)2015 Camp X Productions Limited / Pioneer Diamond kft. A Canadian / Hungarian Co-Production. All Rights Reserved.