『フルハウス』ジョン・ステイモス、幼いオルセン姉妹をクビにしなかったことを喜ぶ

2016年に米Netflixで復活する大人気ホームコメディドラマ『フルハウス』。同シリーズのジェシー役で知られ、リブート版『Fuller House(原題)』では再び同役で出演するだけでなく製作総指揮も務めるジョン・ステイモスが、『フルハウス』時代にミシェル役のアシュレイ&メアリー=ケイト・オルセン姉妹をクビにしようとしたもののうまくいかなかったことを今は喜んでいると語った。

米E!Onlineによると、10月1日にトーク番組「Watch What Happens: Live」に出演したジョンは、オルセン姉妹が『Fuller House』への出演を辞退したのは自分との不和が原因などと噂されていることについて、「事実ではないことが報じられている」と語った。ジョンは今年4月、番組復活をめぐりオルセン姉妹とコメントが食い違い、リブート版についてまったく聞いていないという彼女たちの主張をツイッターで「でたらめ」と非難していた。ただし、今回明かしたところによれば、その後に姉妹に電話をかけて、リブート版に出演してほしいと何度も頼んでいたという。彼女たちが現在は女優業から遠ざかっていることを理由に出演を断ったものの、「僕たちの関係には何の問題もない」とジョンは不仲説を否定している。

一方で、ジョンは「彼女たちをクビにしかけたことがある」とコメント。今年8月に米Lifetimeで放送された、『フルハウス』の舞台裏を描いたTV映画『The Unauthorized Full House Story(原題)』の中にジョンとオルセン姉妹の衝突する場面があり、夏のTV批評家協会によるプレスツアー中に受けた取材で、ジョンは、彼女たちをクビにしかけたことは「100%事実」と認めていた。

「彼女たちがあまりにもよく泣くから、撮影が本当に大変だったんだ。そこで他の赤毛の子どもたちを試してみたんだけど、魅力的じゃなくてどうもうまくいかなくてね。結局、オルセン姉妹を呼び戻したんだ」と、当時の舞台裏を明かしたジョン。「よく泣くのは、まあ、子どもだから仕方ないよね。彼女たちが出演してくれて本当に良かったよ」と、今では彼女たちの起用を喜んでいると口にした。

現在撮影中のリブート版は、ダニーの長女DJ(キャンディス・キャメロン)と次女ステファニー(ジョディ・スウィーティン)、DJの友達キミー(アンドレア・バーバー)がメインキャラクターになるという。その他には、ジェシーを演じたジョンをはじめ、ダニー役のボブ・サゲットやジョーイ役のデイヴ・クーリエ、ジェシーの妻レベッカ役のロリ・ロックリン、彼らの双子の息子ニッキーとアレックス役のブレイク&ディラン・トゥオミー=ウィルホイットも出演する。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジョン・ステイモス (C)Hanako Sato/www.HollywoodNewsWire.net