『オーファン・ブラック』タチアナ・マズラニー、ボストンマラソン爆弾テロ事件の映画化へ出演か

サスペンスドラマ『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』の演技でエミー賞にノミネートされるなど、演技力を高く評価されているタチアナ・マズラニー。彼女が、2013年に起きたボストンマラソン爆弾テロ事件の映画化『Stronger(原題)』に出演するようだ。米Varietyが報じている。

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2013年4月、ボストンマラソンのゴール付近で起きた爆発により、マラソン参加者や見物人におよそ300人もの死傷者が出たこの事件。映画は、その爆発により両足を失ったジェフ・バウマンの小説が元になるという。

デヴィッド・ゴードン・グリーン(『セルフィッシュ・サマー』)がメガホンを取り、トッド・リーバーマン(『デトロイト 1-8-7』)、デヴィッド・ホバーマン(『名探偵モンク』)、スコット・シルヴァー(『8 Mile』)などが製作を手掛ける。

事件により両足を失ったバウマンは、恋人に励まされ、再び歩こうとする。原作の中で、バウマンはこう書いている。「爆弾魔を見た。彼は僕の足を奪ったけど、僕を本当に打ち負かすことはできない。僕はむしろ以前よりも強くなったんだ」。タチアナは、そんな彼の恋人を演じることになるようだ。バウマン役には、『エベレスト 3D』のジェイク・ギレンホールがキャスティングされている。

この恋人役には、ケイト・マーラ(『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)、エリザベス・オルセン(『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』)を含む多くの名前が挙がっていた。タチアナは、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のトム・クルーズの相手役を惜しくも逃しているが、本作以外では『スター・ウォーズ』シリーズ8作目のヒロイン候補にもなっており、これから映画界でも飛躍を遂げることになりそうだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:タチアナ・マズラニー
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