ジェームズ・スペイダー、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の演技でヒーローたちを魅了していた!

『ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル』と『ボストン・リーガル』で計3度エミー賞に輝き、現在主演する『ブラックリスト』でも2年続けて同賞にノミネートされている演技派ジェームズ・スペイダー。シリアスからラブストーリー、コメディまで演じ分ける彼は、映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でも難しい役を自分のものにし、豪華な共演者たちをも魅了していたようだ。

本作でジェームズが演じるのは、悪の強敵ウルトロン。もとはアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)が平和を守るべく創り出した人工知能で、予期せぬアクシデントから人類の脅威となる存在だが、見た目は完全にCG。だが実は、モーションキャプチャをつけてジェームズ本人が動きと声を担当している。本編でウルトロンに注目してみると、彼の美声と細かな技巧が光る繊細な演技を堪能できるはずだ。

ジェームズいわく、モーションキャプチャを駆使しての撮影は、慣れないながらも楽しい経験になったという。「モーションキャプチャ撮影をするために初めてスタジオを訪れると、まずはスーツを着せられ、とても具体的な動きをいろいろとやったよ。次の日には、このプロセス全体を利用して撮影を行ったけど、この作業は恐ろしく難しかったね。私は自分自身が一体全体何をやっているんだか分からなかったし、すっかり当惑してしまったけど、それと同時に心が躍るものだった。ものすごく楽しかったよ」と振り返っている。

ジェームズのマーベル映画出演はこれが初だが、アメコミヒーローたちも彼には感銘を受けたようだ。アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jrは「本作で私にとって一番私的な縁は、ジェームズ・スペイダーがウルトロンを演じるという事実だね。初めてLAに降り立った時、最初に出会った人物が彼で、ものすごく世話になっていたんだ。このキャスティングは実にインスピレーションに満ちていたよ」と語り、5つ年上で過去にも何度か共演していた"先輩"との再会が感慨深かったことを明かした。キャプテン・アメリカを演じるクリス・エヴァンスは「最初の撮影で彼がパーティでスピーチをするシーンを、僕らは興味津々で観客として見ていたよ。傍観者として彼の演技を見ていて興奮したのは、彼が素晴らしく、恐ろしく、瞬く間にすべての空白に色を塗り入れてみせたからさ」と、いち観客としてジェームズに魅せられた時のことを回想。ソーに扮するクリス・ヘムズワースもクリスと同意見のようで、「彼が現場に来て、初めて僕らの前であの大々的なモノローグを演じた時のことを今でもよく覚えているよ。その直後には僕ら全員が拍手していたし、彼の演技に夢中になってしまったせいで、自分たちのセリフをすっかり忘れていたんだ」と話している。

ジョス・ウェドン監督たっての望みで、実現したジェームズのウルトロン役。ただの悪役ではなく、どこか人間的でもあり複雑な感情を秘めた役柄は、スペイダーの魅力を最大限に発揮していると言えるだろう。

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は11月4日(水)MovieNEXリリース。同日よりブルーレイ・DVDもレンタル開始となる。また、デジタル先行配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のウルトロン
(C)Marvel 2015