『ハウス・オブ・カード』シーズン5に更新も、クリエイターは退任

ホワイトハウスを舞台に、大統領の座に上り詰める野心家フランク・アンダーウッドの姿を描く、Netflixの政治ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』。監督のデヴィッド・フィンチャー(『ゴーン・ガール』)と主演のケヴィン・スペイシー(『アメリカン・ビューティー』)をはじめ映画並みのキャストとスタッフがそろい、高い評価を受ける本作のシーズン5更新が決定。ただし、クリエイターのボー・ウィリモンが去ることも明らかとなった。米Varietyが報じた。

シーズン1からクリエイターと製作総指揮を務めてきたウィリモンは、初期の頃は脚本家も兼任。2004年の大統領選において民主党予備選の有力候補のキャンペーンスタッフを務めたこともある彼は、過去にはジョージ・クルーニー監督・主演の社会派映画『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』の原作・脚本も手掛けていた。ウィリモンは、降板の理由について「本作も4シーズンを数え、新しい挑戦に乗り出す時だと思った」と語っている。後任はまだ発表されていない。

なお、フランク役のケヴィンはシーズン5にも続投すると、Netflixは保証している。

ウィリモンにとって最後のシーズンとなるシーズン4は、米Netflixで3月4日(金)配信スタート。シーズン5は2017年配信予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ハウス・オブ・カード 野望の階段』
(C)2013 MRC II Distribution Company L.P. All Rights Reserved.