世界中で大反響を呼んだディズニーアニメ映画『アナと雪の女王』(以下『アナ雪』)は、雪の女王エルサの声を演じたイディナ・メンゼルの歌う主題歌「Let It Go」も大ヒットとなった。そんな『アナ雪』が、2018年にブロードウェイでミュージカルとして甦ることが明らかとなった。米BROADWAY.COMが報じている。
ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話「雪の女王」にインスピレーションを得た本作の主人公は、王家の美しき姉妹のアナとエルサ。生まれつき持つ不思議な力を隠しきれず王国を飛び出して雪の女王となってしまった姉のエルサと雪に閉ざされた王国を救うため旅に出たアナの冒険と姉妹愛が描かれている。
ミュージカル版で音楽を手掛けるのは、本作の主題歌で作詞・作曲を担当したロバート&クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻で、劇中で使用された楽曲のほか、舞台用に新曲も書き下ろされるとのこと。脚本もアニメ版と同じくジェニファー・リーがペンを取り、2017年8月にコロラド州デンバーのブエル・シアターにて試作が上演される予定だ。
そして、ブロードウェイミュージカル『Peter and the Starcatcher』でトニー賞ミュージカル部門演出賞にノミネートされたアレックス・ティンバースが、演出を手掛けることが決定している。彼は、『Bloody Bloody Andrew Jackson』で、同賞ミュージカル部門脚本賞にノミネートされた経歴も持つ。
2018年春に公演開始が予定されているミュージカル版で、一体誰がアナとエルサを演じることになるのか、続報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『アナと雪の女王のすべて』
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