デンゼル・ワシントンがアカデミー賞主演男優賞に輝いた映画『トレーニング デイ』のTVシリーズ化が米CBSで進められていることは、すでにお伝えした通り。同作に、『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』のショーランナーを務めたバリー・シンデルの参加が決まった。米Deadlineが報じている。
映画から15年後の設定になるドラマ版は、ロサンゼルス市警の精鋭チームに任命された理想主義的な黒人の若手警官カイル・クレイグと、彼とは正反対のタイプであるベテランの白人捜査官フランク・ロークを中心に描かれる。フランクを演じるのは、ビル・パクストン(『エージェント・オブ・シールド』)。ほかに、ドリュー・ヴァン・アッカー(『プリティ・リトル・ライアーズ』)、カトリーナ・ロー(『ARROW/アロー』)、レックス・スコット・デイヴィス(『Toni Braxton: Unbreak my Heart』)らの出演が決定した。
シンデルは、CBSの『サイバー諜報員 ~インテリジェンス~』『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』『NUMB3RS ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル』などにも参加してきたベテランのショーランナー。脚本は『キャッスル』のウィル・ビールが担当する。製作総指揮には、映画版でメガホンを取ったアントワン・フークアに加え、『CSI』シリーズや『コールドケース』をヒットさせてきたジェリー・ブラッカイマーとジョナサン・リットマンも名を連ねる。パイロット版の監督を務めるのは『GOTHAM/ゴッサム』を手掛けてきたダニー・キャノン。WBTVとジェリー・ブラッカイマーの制作会社が製作を担う。(海外ドラマNAVI)
Photo:『キャッスル~ミステリー作家は事件がお好き』シーズン7(C)ABC Studios.