1Dのハリー・スタイルズ、クリストファー・ノーランの戦争映画に出演決定!

現在は活動休止中の大人気ボーカルグループ、ワン・ダイレクション(以下、1D)のメンバーであるハリー・スタイルズが、クリストファー・ノーラン監督(『ダークナイト』)の新作映画『Dunkirk(原題)』で俳優デビューを果たすことが分かった。米Varietyが報じている。

トム・ハーディ(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』)、マーク・ライランス(『ブリッジ・オブ・スパイ』)、ケネス・ブラナー(『刑事ヴァランダー』)、ジャック・ロウデン(『トンネル ~国境に落ちた血』)、アナイリン・バーナード(『アガサ・クリスティー ミス・マープル』)、新人のフィオン・ホワイトヘッドらが名を連ねる本作は、第二次世界大戦中の1940年に起きたダンケルクの戦いを描く戦争映画。ドイツ軍に包囲されたフランス=ベルギー軍とイギリス派遣軍の約34万人を、漁船、内航船、石炭船、ヨットなどを含む800隻以上のあらゆる船を集めて、フランスの港湾都市ダンケルクからイギリス本土へ救出させるという史上最大の撤退作戦だ。

本作は、実際に戦いの起きた場所でロケが行われる予定で、5月から撮影が始まる。

2010年に1Dのメンバーとなったハリーは、これまでに5枚のアルバムをリリース。彼らのツアーに密着して製作されたドキュメンタリー映画『ワン・ダイレクション THIS IS US』(2013年)は、全世界で興行収入6800万ドル(約68億円)を記録する大ヒットとなった。ハリーは、かねてから俳優業への興味を明かしており、グループとしての活動を休んでいる今、本格的に俳優への道を歩み始めるようだ。

アカデミー賞も獲得しているような有名な俳優やスタッフに囲まれ、ハリーがどんな演技を見せるのか注目だ。『Dunkirk』は2017年7月21日より全米公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:ハリー・スタイルズ
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