『グレイズ・アナトミー』『スキャンダル』など数々のドラマをヒットさせてきたションダ・ライムズが、ヴィオラ・デイヴィスを主演に迎えて制作したサスペンスドラマ『殺人を無罪にする方法』。彼女たちが同作の印象的なシーンについて語るインタビュー映像が解禁となった。
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ヴィオラが演じる本作の主人公は、刑法とはすなわち"殺人を無罪にする方法"だと言い切る、凄腕の女性弁護士アナリーズ・キーティング。ロースクールの教授も務める彼女は、担当ゼミの優等生5人を法律事務所の見習いとして雇い、裁判に勝つためなら手段を選ばない法律の世界の実践的ノウハウを叩き込んでいく。
今回公開されたインタビュー映像で語られるのは、アナリーズが就寝前にカツラやメイクを取って別人のような素顔を晒すシーン。演じたヴィオラが「仮面が外れることで彼女の弱さが垣間見える、普通はTVでは見られない光景よ」と語れば、ライムズも「自ら仮面を外す女性をTVで見たことがない。パワフルな黒人女性が解放された瞬間であり、歴史的なシーンだったわ」とエポックメイキングな場面であったことを強調している。
依頼人すらも信用せず、アメとムチと裏手口を駆使しながら弁護の陣頭指揮を執るアナリーズ。鉄の女という仮面の裏に、このシーンに象徴されるような繊細で傷つきやすい素顔と深い苦悩、揺るぎない正義感が秘められている女性を繊細に演じたヴィオラは、本作の演技でエミー賞ドラマ部門主演女優賞を受賞している。現在全米で放送中のシーズン2でも引き続き評価された彼女は、ゴールデン・グローブ賞で2年連続のノミネートを果たした。
『殺人を無罪にする方法』シーズン1は、3月2日（水）よりDVD Part1（4,700円＋税）リリース中。同日にレンタルもスタートし、デジタルもシーズン1が一挙配信中だ。DVD Part2（4,700円＋税）は本日3月16日（水）発売となる。（海外ドラマNAVI）
Photo：『殺人を無罪にする方法』
(C)2015 ABC Studios
