『ディセンダント』ケニー・オルテガ監督インタビュー&メイキング映像が到着!

"もしディズニー・キャラクターに子孫がいて、10代だったら?"という発想から誕生したTV映画『ディセンダント』。日本を含む世界各国で大反響を呼び、すでに続編の制作も決定しているミュージカル作品のリリースを来月に控え、エグゼクティブ・プロデューサー兼監督であるケニー・オルテガのインタビューが到着。さらに舞台裏が見られる貴重なメイキング映像も解禁となった。

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『眠りの森の美女』の邪悪な妖精マレフィセント、『101匹わんちゃん』の悪女クルエラ・デ・ヴィル、『白雪姫』の女王イーヴィル・クイーン、『アラジン』の卑劣な右大臣ジャファーという、ディズニーでおなじみの悪役(ディズニー・ヴィランズ)の子どもたちをメインキャラクターにした本作で描かれるのは、"めでたし、めでたし"のその後。プリンセスやプリンスたちが暮らすとある王国を舞台に、悪名高き親を持つ子どもたちの心の成長や友情、自分探しがテーマだ。

『ハイスクール・ミュージカル』や、マイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』を手掛けたことでも知られるオルテガ監督。主人公が高校生で、学校が舞台という設定は同じである『ディセンダント』と『ハイスクール・ミュージカル』について、監督は「どちらも特定の視聴者、若者や家族を対象に作られた作品。ストーリーの運び方がとてもイマジネーション豊かで、ワクワクするような出来になっている。ストーリーや音楽やダンスは非常に素晴らしく、内容も共感してもらえると思うよ」と共通点を挙げた。

アクション、冒険、ロマンス、音楽、ダンス、そして魔法も満載の本作のテーマは、「どんな人間になるのかを決めるのは、出身や生い立ちではなく、その人自身がどういう行動を取るか」。マレフィセントの一人娘マルをはじめとした悪役の子どもたちは、親と同じ悪の道を進むしかないのかを思い悩む姿が描かれている。本作のキャスティングについてオルテガ監督は、演技力よりも、情熱や勇気、知性を持っていることが重要だったと説明。マル役のダヴ・キャメロンについては「彼女たちがどういう人か、また、いかに他人に対して寛容でいられるかが重要だった。情熱や直感といったすべてを見るよ」と、その人柄を見ていたと明かしている。

今回解禁になったメイキング映像には、オルテガ監督自らが若手スターの振り付けを指導する姿を収録。本編では見ることができないダンスの貴重な練習シーンのほか、イーヴィル・クイーンの娘イヴィを演じたソフィア・カーソンのインタビューも収められている。

魔法のバリアで覆われたロスト島。ここにはマレフィセントをはじめとしたディズニー・ヴィランズが暮らしている。彼女たちを島に閉じ込めたのは、海を隔てたオラドン合衆国の王、ビースト。そのビーストの息子ベン(ミッチェル・ホープ)は、ヴィランズたちの罪はその子どもにはなく、彼らは解放されるべきだと考えていた。生まれて初めて島を出ることになったマレフィセントの娘マル(ダヴ・キャメロン)と、イヴィ(ソフィア・カーソン)、カルロス(キャメロン・ボイス)、ジェイ(ブーブー・スチュワート)の4人組だったが...。

圧巻の歌とダンスで彩る青春ミュージカル『ディセンダント』は、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンより5月18日(水)DVDリリース。同日、デジタル配信も開始となる。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ディセンダント』
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