『ハムレット』らシェイクスピア原作の人気舞台5作品を一挙アンコール上映!

演劇界最高峰の英国ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した世界の名舞台を、映画館ならではの趣向を凝らして楽しめる企画「ナショナル・シアター・ライヴ」(以下、NTL)。その中から、数々の名作を生んだ劇作家ウィリアム・シェイクスピアの没後400年を記念し、彼の原作による舞台を収録した作品5本が、本日5月21日(土)よりシネ・リーブル池袋にて連続公開される。

【関連コラム】NTLをオススメする三つの理由!今、最高にノってる英国発の舞台を堪能しよう

5作品の内容および上映期間は以下の通り。

■『ハムレット』5月21日(土)~5月27日(金)
父親を殺され復讐を誓ったデンマーク王子が次第に狂気に駆られていく様を描く本作は、シェイクスピアの4大悲劇の中でも特に有名。タイトルロールを演じるベネディクト・カンバーバッチは、「彼の独特なハムレットの演技は、過去に同役を演じてきた歴代の名優たちに並ぶ」と批評家から称賛された。
演出:リンゼイ・ターナー
主演:ベネディクト・カンバーバッチ

■『コリオレイナス』5月28日(土)~6月3日(金)
『ハムレット』同様、政治の陰謀と復讐を描いた悲劇。主演は『アベンジャーズ』のトム・ヒドルストン、『SHERLOCK/シャーロック』でシャーロックの兄マイクロフトを演じるマーク・ゲイティスも出演する。演出を手掛けるのは、ドンマー・ウエアハウスの芸術監督ジョシー・ルーク。
演出:ジョシー・ルーク
主演:トム・ヒドルストン

■『夏の夜の夢』6月4日(土)~6月10日(金)
夏至の夜の森に様々な登場人物が集まったことで巻き起こる、面白くも幻想的なヒューマンドラマ。ブロードウェイ・ミュージカル『ライオンキング』でトニー賞を受賞した気鋭の演出家ジュリー・テイモアが手掛けた舞台で、2014年のトロント国際映画祭でプレミア上映され批評家の称賛を浴びた。
演出:ジュリー・テイモア
主演:キャサリン・ハンター

■『リア王』6月11日(土)~6月17日(金)
高齢で引退を決意した王が、国を3人の娘に分割して譲ることにする。言葉巧みに父親に取り入ろうとする長女と次女とは違い、三女は率直な物言いで王を怒らせてしまうが、長女と次女には裏切られてしまう。演出は、アカデミー賞受賞監督のサム・メンデス(『アメリカン・ビューティー』)。
演出:サム・メンデス
主演:サイモン・ラッセル・ビール

■『オセロ』6月18日(土)~6月24日(金)
ローレンス・オリヴィエ賞受賞俳優のエイドリアン・レスターとローリー・キニアを主演に迎えて贈る、シェイクスピア4大悲劇の一つ。最愛の妻デズデモーナに対する良からぬ話をイアーゴーから吹き込まれた将軍オセロは、嫉妬のあまり彼女を殺害してしまう。
監督:ニコラス・ハイトナー
主演:エイドリアン・レスター、ローリー・キニア

それぞれの上映時間といった詳細は劇場公式サイト(http://www.ttcg.jp/cinelibre_ikebukuro/)などでご確認を。(海外ドラマNAVI)

Photo:ベネディクト・カンバーバッチ(ナショナル・シアター・ライヴ『ハムレット』)