打ち切りとなったミュージカルコメディ『Galavant』が舞台で甦る?

昨年7月より米ABCでスタートしたミュージカルコメディドラマ『Galavant(原題)』。先日、シーズン2をもって打ち切りが決定した同作を、舞台として甦らせる企画が進行中であることが分かった。米BROADWAY.COMが報じている。

『Galavant』は、愛する女性マダレーナを奪ったリチャード3世から彼女を取り戻すため、仲間とともに旅に出るガラバント王子の復讐をコメディタッチで綴っている。1シーズンが8話でシーズン2が10話と、ABCドラマシリーズとしては少ないエピソード数で構成されていた同作は、ディズニーのアニメーション映画『美女と野獣』『アラジン』といった名作の音楽を担当したアラン・メンケンが楽曲を手掛けたことでも話題となった。残念ながら視聴率が振るわずに2シーズンでキャンセルとなってしまったが、メンケンがTwitterでファンの質問に答え、同作を舞台化する意向があることを示している。

ドラマ版で主人公のガラバントを演じたのはイギリス人俳優のジョシュア・ザッセ。日本公開作は映画『武器人間』のみと日本での知名度は高くないが、ABCではファミリーコメディドラマ『The Neighbors(原題)』やアクション刑事ドラマ『Rogue(原題)』にも出演しており、これからの活躍が期待されるイケメン俳優だ。ほかにも、プロサッカー選手から俳優に転身したヴィニー・ジョーンズ(『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』)やヒュー・ボネヴィル(『ダウントン・アビー』)が出演していた。

果たして『Galavant』が、再びメンケンの手によって舞台でミュージカルとして甦ることとなるのか、続報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:アラン・メンケン
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