1960年代の広告業界を描いた米AMCの人気ドラマ『MAD MEN マッドメン』。放送終了から1年が経った同作の中で使われた1500点以上の記念アイテムがオークションに出品されることになった。米Varietyが伝えている。
本作で小道具を管理していたエレン・フロイントが、ハリウッド作品のアイテムを集めるオークションサイトScreenbidとタッグを組み、この企画を実現。主人公ドン・ドレイパー(ジョン・ハム)の財布やペギー・オルセン(エリザベス・モス)のタイプライター、ジョーン・ハリス(クリスティナ・ヘンドリックス)のタンブラーセットなど、劇中で目にしたおなじみのアイテムが出品されるという。その多くは、昨年ニューヨークの映像博物館で開催された展示会「Matthew Weiner"s Mad Men」と、カリフォルニア州パームスプリングスで開催された「Modernism Week 2016」で展示されていた。
「『MAD MEN』に登場したどのアイテムも、ドラマの時代設定とキャラクターの物語を描くために慎重に選ばれたものです。このオークションで、ファンの皆さんにアメリカとテレビの歴史を手にしてもらえる機会を作ることができてとても嬉しく思っています」と、フロイントはコメントしている。
『MAD MEN』オークションは6月1日(水)からScreenBidのサイトで入札受付開始。6月13日から15日にかけて締め切られるという。(海外ドラマNAVI)
Photo:『MAD MEN』
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