『オーファン・ブラック』最終章となるシーズン5制作が決定!

米BBC Americaでシーズン4が先日終了したサスペンス・ドラマ『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』。本作の最終章となるシーズン5の制作が決まったことを、米Deadlineなどが報じた。

自分がクローンの一人であることを悟ったサラを中心に、複雑な陰謀が徐々に解き明かされていく本作。シーズンを重ねながら、メインキャラであるサラやアリソン、コジーマ、ヘレナに加えて、個性的なクローンたちが次々と登場し、そのいずれも自然に演じ分ける主演女優タチアナ・マズラニーの演技力は、相変わらず高い評価を受けている。本作は2014年に米ピーボディ賞を受賞、2015年にはエミー賞主演女優賞にタチアナがノミネートされた。

今回の発表に際して、BBC Americaのサラ・バーネット社長は、「『オーファン・ブラック』はジャンルの定義を曲げるスリリングな作品。他の番組では見られないような形で、ファンの想像をかきたて、ハートをつかんでくれました。(中略)度肝を抜くようなクローンの最後の冒険に、熱心な視聴者の皆さんを誘うのが待ちきれません」とコメント。

また、番組クリエイターのジョン・フォーセットとグレーム・マンソンは、「サラとクローン姉妹の物語に大いなる結末をもたらすのを楽しみにしています。過去4シーズンにわたって驚くべき冒険をしてきました。私たちの風変わりな作品に盛り込んだ、予想外の展開やスリルを愛してくれたファンの皆さんに、心より感謝します」と述べている。

なお、フォーセットは昨年の時点ですでに、「シーズン5で物語を完結させる用意がある」と述べていた。その構想通り、物語の最終章となることが決まったシーズン5は、過去シーズンと同じく10話構成。放送は2017年に予定されている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』
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