法廷サスペンスシリーズ『ダメージ』のエレン役で知られ、今年2月に第一子となる男児を出産したローズ・バーンが、女性を中心とした製作会社を設立していたことが明らかとなった。米E!Onlineなどが報じている。
2015年に女性を中心とする製作会社「Dollhouse Pictures」を立ち上げたローズが、英The Telegraphのインタビューで会社の設立について語っている。「私の一番大きなインスピレーションは、リース(・ウィザースプーン)なの。すごく大きなチャレンジだったわ。舞台の裏側に回ると資金集めの難しさや、どうプロジェクトが発展していくのかが分かるの。表舞台にいるのとは訳が違うけど、たくさんのことを学んでいるわ」と語っている。
ローズが影響を受けたというリースは製作会社「Pacific Standard」を設立しており、ベン・アフレック主演のサスペンス映画『ゴーン・ガール』や、リース自身が主演した映画『わたしに会うまでの1600キロ』を製作し、興行的にも成功を収めている。
女性が率いる製作会社が作品をプロデュースしていけば、ステレオタイプな女性像が描かれがちなハリウッドの流れを変え、男性ばかりが主役を演じる状況を改善していけるメリットがある。ローズやリースの他には、ニコール・キッドマンやドリュー・バリモアも自ら製作会社を立ち上げ、製作にも携わっている。
ママになったばかりで子育てに奔走するローズは、女優業と母親業だけでなく、製作業にも大忙しとなっているようだ。これからローズが、どんな作品を自身の製作会社から生み出していくのか楽しみだ。
そんな彼女が出演する映画『X-MEN:アポカリプス』は、8月11日(木:祝)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:ローズ・バーン
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