大ヒットファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズで、主人公ハリーの級友ネビル・ロングボトムを演じていたマシュー・ルイス。子役として成功を収めた彼が、最近の撮影である俳優が使っていた"口ひげ"のお下がりを使ったことを明かした。英Digital Spyが伝えている。
英ITVの朝の情報番組『This Morning』に出演したマシューは、英BBCで放送されるミステリーシリーズ『リッパー・ストリート』で演じる役柄について説明。「僕が演じるのはサミュエル・ドラモンドという、リーマン通りの警察署に赴任する新任の巡査部長だよ。彼はこれまでで最も若い巡査部長の一人なんだ。その役職にふさわしく、しっかりした口ひげを生やしている姿を披露しているよ」とのこと。ただ、この口ひげについては紆余曲折あったようで、「自前で口ひげを生やしていたんだけど、プロデューサーに"男らしすぎる"と言われちゃって、剃ることになったんだよ。全体のあらすじの中で、この口ひげがどのように成長していくかも書かれていて、ジャクソン大尉(アダム・ローゼンバーグ)が美容液を使って助けてくれるんだ。だから、撮影では本物の口ひげは使っていないんだよ」と述べている。
付けひげを使うことになったマシューは、この小道具にまつわる驚きのエピソードを披露。「これは、もともとジョナサン・リス・マイヤーズが使っていたものなんだ。土壇場でスタッフが中古の口ひげを探し回る羽目になって、箱の底にあったそれを見つけてきたんだよ」と、『THE TUDORS ~背徳の王冠~』でジョナサンがヘンリー8世を演じる際に使っていた"おさがり"だと明かしている。ホストのラス・ラングスフォードが「その付けひげが洗われていたことを願うわ」とジョークを言うと、マシューは「本当にね!」と冗談で返して笑いを誘っていた。
マシューがシーズン4から出演している『リッパー・ストリート』は、英BBCにて2017年にシーズン5が放送予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:マシュー・ルイス
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