『シカゴ』キャサリン・ゼタ=ジョーンズがFXドラマであのオスカー女優に!

2002年のミュージカル映画『シカゴ』でアカデミー賞助演女優賞を獲得したキャサリン・ゼタ=ジョーンズが、人気クリエイターのライアン・マーフィー(『Glee/グリー』)が手掛ける米FXの新作アンソロジー・シリーズ『Feud(原題)』に出演することが明らかになった。米Varietyが報じている。

マーフィーがFXでアンソロジー・シリーズを手掛けるのは、『アメリカン・ホラー・ストーリー』『アメリカン・クライム・ストーリー』に続いてこれが3作目。『Feud』は、シーズンごとに語り継がれる確執にスポットを当てた作品となり、シーズン1では1962年の映画『何がジェーンに起ったか?』で共演した女優ジョーン・クロフォードとベティ・デイヴィスの反目を描く。ジョーンをジェシカ・ラング(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)、ベティをスーザン・サランドン(『デッドマン・ウォーキング』)が演じる。キャサリンは、『遥かなる我が子』と『女相続人』で2度アカデミー賞主演女優賞を手にした名女優オリヴィア・デ・ハヴィランド役で登場する。現在100歳のオリヴィアは、存命する最後のハリウッド黄金時代の女優の一人と言われている。

キャサリン、ジェシカ、スーザンのほかには、『何がジェーンに起ったか?』でメガホンを取ったロバート・アルドリッチ監督役のアルフレッド・モリナ(『HERO 野望の代償』)、製作会社のボスであるジャック・ワーナー役のスタンリー・トゥッチ(『ハンガー・ゲーム』シリーズ)、悪名高きゴシップ・コラムニストのヘッダ・ホッパーにジュディ・デイヴィス(『MI5:世界を敵にしたスパイ』)、ジョーンとベティの共演者ヴィクター・ブオノ役のドミニク・バージェス(『ギルモア・ガールズ・イヤー・イン・ライフ』)などが出演する。

キャサリンは、1990年代後半から2000年代にかけて『マスク・オブ・ゾロ』『エントラップメント』『トラフィック』『シカゴ』といった大作映画に次々に出演し、オスカーをはじめ、映画俳優組合賞(SAG賞)や英国アカデミー賞(BAFTA賞)などを受賞してハリウッド女優としての地位を確立した。映画女優のイメージが強い彼女だが、1991年から1993年にかけては英国のコメディドラマ『The Darling Buds of May(原題)』に出演している。(海外ドラマNAVI)

Photo:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
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