Amazonの刑事ドラマ『BOSCH』に『24』の悪役が登場

一匹狼の刑事ボッシュの活躍を描いたAmazonのオリジナルシリーズ『BOSCH/ボッシュ』。そのシーズン3に、大人気ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』のシリーズ4でテロリストのハビーブ・マルワンを演じたアーノルド・ヴォスルーが出演することが明らかになった。米Hollywood Reporterが報じている。

『BOSCH』は、累計5000万部以上を売り上げたベストセラー作家マイクル・コナリーの世界的ヒット小説「ハリー・ボッシュ・シリーズ」を原作とした犯罪捜査ドラマで、優秀な刑事でありながら一匹狼タイプで周囲と衝突することもあるハリー・ボッシュ(タイタス・ウェリヴァー)が主人公。シーズン3への更新は4月に発表されており、原作シリーズから「ナイトホークス(原題:The Black Echo)」や「夜より暗き闇(原題:A Darkness More Than Night)」のエピソードが反映されるという。

本作でアーノルドが演じるのはラファエル・"ルディ"・タフェロという役で、個人企業を始め、現在は重役の警備主任として働く元警察官という設定。ボッシュを苛立たせることが好きで、彼にとっては捜査の邪魔になる存在のようだ。ジェイミー・ヘクター(『THE WIRE/ザ・ワイヤー』)、エイミー・アキノ(『ER 緊急救命室』)、ランス・レディック(『FRINGE/フリンジ』)、サラ・クラーク(『24 -TWENTY FOUR-』)、マディソン・リンツ(『ウォーキング・デッド』)らも続投する。

製作には、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』『アフェア 情事の行方』などの脚本家としても活躍するエリック・オーヴァーマイヤーや、ピートル・ヤン・ブルッヘ(『ヒート』)、原作者のコナリーが参加している。

近年、アーノルドは『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』『BONES』『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』『GRIMM/グリム』など数多くの人気TVシリーズに出演している。(海外ドラマNAVI)

Photo:アーノルド・ヴォスルー
(C)Kazumi Nakamoto/www.HollywoodNewsWire.net